2022.01.23 | お家づくりコラム
「なぜ日当たりの悪いところに家を建ててはダメなのだろう」
このようにお考えの方は多いのではないでしょうか。
中には気にされない方もおられますが、日光に浴びることはリフレッシュ効果にもなりますし、健康面でもプラスに働きますので、良い面と悪い面を知っていただいた上で判断いただいた方が良いと思います。
そこで今回は、日当たりの悪い家で後悔する理由と日当たりを良くするためのコツをご紹介します。
□日当たりの悪い家を建てて後悔する理由とは
日当たりが悪いとどのような影響があるのだろうとお考えの方は多いでしょう。
そのような方に向けて、まずは後悔する理由を4つご紹介します。
1つ目は、家の中に日光が届かないことです。
家の中に日光が届かないと、日中でも薄暗く感じてしまいます。
日光が当たらないと、これからの冬の時期は家の中が寒く感じる原因にもなります。
また、太陽光は体内時計のリセットや、体内でビタミンDを生成するのにも必要ですから、健康面にも少なからず影響してきます。
2つ目は、洗濯物が乾かないことです。
日当たりが悪いと、洗濯物が乾きにくくなります。
生乾きの時間が長くなることで、せっかく洗った洗濯物が部屋干し臭くなるかもしれません。
湿気を求めて虫が寄ってくることもあるので注意しましょう。
ただ、今では部屋干し用の洗濯洗剤や浴室乾燥などもございますので、部屋干しの臭いに関する問題は軽減できそうです。
3つ目は、湿気によりカビやコケが発生しやすくなることです。
室内にカビが発生する可能性が高くなります。
また、庭にはコケが発生することもあります。
4つ目は、虫の発生リスクが高くなることです。
虫は水分が大好きです。
日当たりが悪いと、ジメジメとして室内にはカビ、屋外にはコケが発生しやすくなります。 これらは家を傷める原因や不快な生物の住処にもなります。
このようなことが起きないためにも、お家を建てる土地選びの際は日当たりの良さもポイントとして考えてみてください。
□日当たりの良い家にするためには?
ここからは、日当たりの良い家にするために意識するべきポイントを3つご紹介します。
新築をお考えの方は、ぜひ参考にしてください。
1つ目は、周辺環境に日光を遮る障害物がないか確認しておくことです。
周辺に高い建物や大きな木がある場合、日光が遮られてしまうかもしれません。
特に土地から購入される場合には、実際にその場所を訪れて、自分の目で確認するようにしましょう。
2つ目は、現状を把握することです。
家族が長時間過ごすのは、リビングやダイニングです。
まずは、現在のお住まいで普段どこで過ごすことが多いのか、そこの日当たりはいいのかどうか、どの時間帯だと太陽が当たるのかなど細かなところですが、意識して過ごしてみてください。
もし困っていること、こうなったらいいなということがあれば、ぜひ新しいお家の打合せをするときに設計士にお伝えください。
3つ目は、窓の大きさと方位、位置を確認することです。
新しいお家の間取りができてきたら、窓の大きさと方位を確認しましょう。
部屋によって必要な明るさも異なります。
長時間自然光でお部屋を明るくしておきたい場合は、南向きの窓のある部屋を作ると良いです。
窓を大きくすることでもお部屋に取り込める光の量が増えるので、ご家族の生活スタイルも考慮して調整してください。
□まとめ
今回は、日当たりの悪い家を建てて後悔する理由と日当たりの良い家にするためのコツを紹介しました。
家族みんなが快適に暮らすためには、日当たりの良さが重要です。
今回の記事を参考にして、日当たりの良い家を実現しましょう。
家づくりに関してご不明な点がある方は、ぜひ当社にご相談ください。
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