2022.03.05 | お家づくりコラム
注文住宅をお考えの方の多くは、暮らしやすい家を建てたいと思っていらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、漠然と暮らしやすい家と言っても、どうしたらいいのか分からない方も多いと思います。
そこで、今回は暮らしやすい注文住宅を建てる上で考えることと、間取りで失敗しやすいポイントを紹介します。
□暮らしやすい注文住宅を建てる上で考えることは?
そもそも、注文住宅とは、間取りや仕様を事前に決めてから建築する住宅のことを言います。
そのため、自分の希望や好みを反映しやすいのが特徴ですが、建築後に建築会社との認識の違いによる問題が起きやすくなります。
このような事態にならないように、打ち合わせ内容をしっかりと記録しておきましょう。
それに加えて、失敗例を知っておくことで、初めての注文住宅でも失敗しないように対策ができます。
暮らしやすい注文住宅を建てる上で考えることは次の3つです。
1つ目は、家族やライフスタイルの変化によって間取りを変えられるようにしておくことです。
将来のイメージをいくら想像しても、予想通りになるとは限りません。
そのため、生活スタイルの変化に合わせて間取りを変えれるようにしておくと便利です。
その場合は、エアコンやコンセントの配置に気をつけましょう。
2つ目は、理想の間取りにこだわりすぎないことです。
お家を建てる土地の形や日当たりなどは場所により様々です。
理想にこだわりすぎてしまうと、せっかくのマイホームの使い勝手が悪くなり、不便な思いをすることになるかもしれません。
3つ目は、使いやすく、好みも反映した収納を作ることです。
収納は、少なくとも今の荷物が収まるようにしましょう。
また、その物と使う場所の近くに収納を設けておくことで、整理整頓が苦手な人も片付けやすい部屋を作れます。
□間取りで失敗しやすいポイントとは?
まず挙げられるのは、家事動線や生活動線を考えないことです。
キッチンと洗濯機、浴室と洗濯機、洗濯機と干す場所が遠いと、動線が長くなり家事がしにくいですよね。
また、玄関の近くにトイレを設置すると、来客時に家族がトイレを使いづらくなってしまったり、寝室の近くに浴槽があると、お風呂の音にも気を付ける必要があります。
そのため、家事動線と生活動線はしっかりと考慮して間取りを考える必要があります。
次に、収納についてです。
収納は部屋数にこだわりすぎて、少なくしてしまうと、部屋を片付けづらくなります。
また、奥行きが深すぎる収納はデッドスペースが生まれやすいので、収納する大きさ、広さの収納を考えたものを設置しましょう。
□まとめ
今回は暮らしやすい注文住宅を建てる上で考えることと、間取りで失敗しやすいポイントを紹介しました。
暮らしやすい住宅を作る為には、ライフスタイルの変化に合わせて変更できる間取りにすることをおすすめします。
間取りは家事動線を意識して考えると、より使いやすい家になるでしょう。
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