2022.04.03 | お家づくりコラム
「ロフトの導入を検討しているが、メリットやデメリットを知りたい」
「ロフトの使い方の実際の例を知りたい」
このようなお悩みをお持ちの方はいらっしゃいませんか。
ロフトはハシゴを使って登って使う小部屋のことで、秘密基地のような空間に憧れをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
今回は、ロフトのメリットとデメリット、ロフトの使い方の例について解説します。
□ロフトのメリットとデメリット
まずは、ロフトのメリットとデメリットについて解説します。
ロフトのメリットのひとつは、デッドスペースを活かして空間を広く使えることです。
デッドスペースになりがちな天井近くの空間をもうひとつの部屋のように使うことで、部屋全体を広々と使えます。
収納スペースや寝室として空間を無駄なく活用できる上に、空間が2つに分かれるので部屋にメリハリが生まれます。
また、ロフトを設ける間取りでは部屋の天井高が高くなるため、開放的な空間になります。
一方ロフトのデメリットは、ハシゴの上り下りが面倒で危険なことや、冷房が効きにくいことなどが挙げられます。
ロフトの上り下りには、基本的にハシゴを使用します。
最初はワクワクして使っていたものの、徐々に上に行くのが億劫になり使わなくなる方も多いです。
収納スペースとして活用しようと思っている方は、重たいモノを持ってハシゴを上り下りするのは危険を伴うため注意が必要です。
また、冷たい空気は下に溜まる性質があるので、夏場などはロフトにいると冷房の効きが悪いと感じることでしょう。
□ロフトの使い方の例
*寝室として使用する
一人暮らし向けの賃貸物件には、ロフトのついたワンルームの間取りがしばしば見られます。
このような間取りでは、ロフト部分を寝室として使う方が多いようです。
ロフトを寝室として利用することで、部屋の足場が広くなり、空間を広く利用することが可能になります。
戸建て住宅であれば子供部屋にロフトを設けて、子供の寝室として活用するのもおすすめです。
寝室として活用する場合は、ロフトにコンセントを設置するようにしましょう。
手元の照明やスマートフォンの充電などにコンセントがないと不便です。
*収納スペースとして使用する
収納スペースが少ない住宅では、ロフトが収納スペースとして活躍します。
収納スペースとして利用する際は、モノの出し入れにハシゴを使う必要があるため、ストーブや扇風機、毛布など、季節外れのものや使用頻度の低いモノを収納して、荷物を運ぶ頻度を減らす工夫をしましょう。
*作業スペースとして使用する
ロフトの天井を高めに設計して、ロフトを作業スペースとして利用することも可能です。
リモートワークなどが普及する昨今、ロフトを作業スペースにすることで作業に集中できる環境を作ってみるのも良いでしょう。
□まとめ
今回は、ロフトのメリットとデメリット、ロフトの使い方の例について解説しました。
ロフトにはメリットもデメリットも存在するので、どのように活用するのか具体的にイメージして導入を検討してみてください。
戸建て住宅をご検討中の方は、お気軽に当社までご相談ください。
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