2022.04.07 | お家づくりコラム
注文住宅の新築において、収納スペースをどのように配置するのが使いやすいかはご家庭によって異なります。
しかし、誰しもが自分の生活スタイルや間取りに合わせた、利便性の高い収納スペースの配置を望んでいるのは確かです。
そこで今回は、注文住宅における収納のコツとアイデアの実例を紹介します。
□利便性の高い収納のコツ
まずは、利便性の高い収納のコツを3点ご紹介します。
1点目は、動線計画を行うことです。
住宅の設計において人の動きを線で結んだものを「動線」と言い、合理的な動線を計画することを「動線計画」と言います。
例えば、洗濯物を畳む場所のそばにクローゼットを設置したりキッチンのそばに食器棚を設置したりと、動線を意識して収納スペースを配置することで家事がスムーズになり効率が上がります。
2点目は、収納スペースの大きさや高さを調整することです。
収納するであろうものに応じて、収納スペースの大きさや高さを決めておくことで、空間に無駄がなくなり、また効率的にものを収納できるようになります。
収納するものの大きさや高さがわからない場合は、その時々で高さを調節できる可動棚を設けるのもおすすめです。
3点目は、扉の有無と種類です。
収納するものの種類に応じて、収納スペースに扉を付けるかを検討しましょう。
例えば、クローゼットの使用頻度が高いならば、扉を付けないでおくなど、自身の生活スタイルに合わせた収納スペースづくりをしましょう。
扉を付ける場合は、引き戸にするか、スライド式にするかなど、こちらも収納するものの種類やスペースに応じて検討しましょう。
また、扉を付けない場合は、中のモノが丸見えになるため、見せる収納としてインテリアを楽しむのもひとつです。
□収納アイデアの実例
次に、収納アイデアの実例を紹介します。
*収納付きの家具を設置する
部屋の広さが限られている場合や、部屋に物が溢れかえっている場合は、収納付きの家具を購入するのがおすすめです。
よく見られる例は、引き出しが付いたベッドやデスク、蓋付きの椅子などが挙げられます。
1つ2役の家具を使うことで、限られた居住スペースを広々と活用できることでしょう。
*ロフトを設置する
収納スペース拡大のためにロフトを設置するのも良いでしょう。
天井近くのスペースはどうしてもデッドスペースになりがちですが、ロフトを設けることでデッドスペースを活用できます。
たくさんのものを収納できる反面、ハシゴを使った上り下りは面倒でもあるので十分に検討してから導入してください。
*玄関の収納スペースを大きめにする
玄関の収納スペースを大きめにすることで、靴以外にもさまざまなモノを玄関に収納できます。
特に、小さいお子さんがいらっしゃるご家庭では、ベビーカーやお子さんの遊び道具などを外で使うモノがたくさんあります。
これらを毎回きれいにしてから家の中に収納するのは手間がかかります。
玄関に外で使ったモノを収納できるスペースがあれば、きれいに土や泥を拭き取る手間を省くことができるでしょう。
□まとめ
今回は、注文住宅における収納のコツとアイデアの実例を紹介しました。
今回の情報を参考にして、便利な収納スペースのある家づくりを実現させてください。
収納でお悩みの方や注文住宅をお考えの方は、お気軽に当社までご相談ください。
お家づくりコラム
お家づくりを考え始めた方、まだこれからの方、両方に役立つお家づくり情報を発信します。