2022.04.11 | お家づくりコラム
「住宅を建てる際によく耳にする、無垢のフローリング材とはなんなのか」
「無垢のフローリング材のメリットとデメリットを知りたい」
このような疑問をお持ちの方はいらっしゃいませんか。
今回は、無垢のフローリング材の特徴とメリット・デメリットについて解説しますので、ぜひ参考にしてください。
□無垢のフローリング材とは
まずは、無垢のフローリング材の基礎知識とその特徴について解説します。
そもそも無垢(むく)という言葉は、混じり気が無く純真であるという意味を持ちます。
そして無垢のフローリング材とは、フローリングの表面だけでなく、内部まで全てが木材でできたフローリング材を指します。
無垢のフローリング材の主な特徴は以下のとおりです。
・木によって様々な種類がある
・種類によって硬さや価格が異なる
・同じ素材であっても色ムラがある
・色や形が時間が経つにつれ変化する
・静電気が発生せず、ホコリがつきにくい
代表的な木の種類としては、オークやカバ、杉、松などが挙げられます。
□無垢のフローリング材のメリットとデメリット
*無垢のフローリング材のメリット
1つ目は、湿度調整ができることです。
無垢のフローリング材は、木本来の特徴を持つことから、湿度が高い時には湿気を吸い、湿度が低い時には湿気を放出します。
これによって、部屋の湿度は一定に保たれ快適に過ごすことができます。
2つ目は、木材ならではの味を楽しめる点です。
無垢のフローリングにすることで、肌触りが良く柔らかいといった、木材ならではの特徴を存分に楽しめます。
夏場でも冬場でも素足で歩いても気持ちよく、ハイハイをしている小さなお子様がいるご家庭にもおすすめです。
3つ目は、経年変化を楽しめることです。
無垢のフローリングは、色合いや形が、時間が経つに連れて変化していくので、その変化を視覚的に楽しめます。
本革のように、使えば使うほど味が出てくるので、フローリングの色合いの変化も暮らしのひとつの楽しみになることでしょう。
*無垢のフローリング材のデメリット
1つ目は、形が変わりやすいことです。
無垢のフローリング材は、重いものを落とすと凹んでしまいやすいなど、形が変わりやすい特徴があります。
傷がつくことを防ぐためには、比較的硬い種類の木材を選ぶと良いでしょう。
少しの傷や凹みでも気になるという方は、無垢のフローリングは不向きかもしれません。
2つ目は、水に弱いことです。
無垢のフローリング材は、水を吸い込みやすいという特徴を持っており、シミなどがついてしまう恐れがあります。
対策としては、表面に耐水性の塗装を施すことなどが挙げられます。
□まとめ
今回は、無垢のフローリング材の特徴とメリット、デメリットについて解説しました。
無垢材にはさまざまなメリットがあるためおすすめですが、傷や汚れが気になる方には不向きな特徴もあります。
家族構成やライフスタイルなどを踏まえて、フローリングをどのような素材にするのか検討していきましょう。
当社でも無垢材を使った家づくりを行なっておりますので、お気軽にご相談ください。
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