2022.04.15 | お家づくりコラム
「薪ストーブのある家の間取りを知りたい」
「薪ストーブを実際に設置する際の注意点を知りたい」
このようなお悩みをお持ちの方はいらっしゃいませんか。
そこで今回は、薪ストーブのある家の間取りの例と、設置する際の注意点を解説します。
□薪ストーブのある家の実例
まずは、薪ストーブのある家の事例を見てみましょう。
1つ目は、薪ストーブを広いリビングに設置した例です。
強い火力によって、広い空間を全体的に暖められるのは、薪ストーブ独自の特徴の一つです。
広いリビングでも薪ストーブを設置することで、それ一台でリビング全体が温かくなります。
また、その広さを活かして薪の収納スペースを、薪ストーブの横に設置しました。
2つ目は、薪ストーブを小さなリビングに設置した例です。
薪ストーブは広い空間に設置するものというイメージが強いですが、小さなリビングでも小さな薪ストーブを設置できます。
天井を吹き抜けにすることで、暖かさがリビングから2階まで家全体に伝わるようにしました。
3つ目は、木材を基調とした部屋に薪ストーブを設置した例です。
木材を基調とした部屋に薪ストーブを設置したことにより、カントリー風の雰囲気が醸し出され、薪ストーブがより空間に馴染むようになりました。
キッチンの横に設置することで、薪ストーブを調理にも活用できるようになりました。
□薪ストーブのある家の注意点
次に、薪ストーブのある家の注意点について解説します。
*間取りについて
まず、薪ストーブは上部に煙突が付いているため、煙突をまっすぐ伸ばせるように二階まで吹き抜けの部屋に配置をしたり、平家にしたりする必要があります。
次に、薪ストーブはそれ単体でなく炉台や炉壁も同時に設置することが多く、一定のスペースを必要とするので、部屋が狭くならないように、また部屋全体を暖かくできるように配置場所を決めましょう。
*補助暖房について
薪ストーブは、部屋全体が暖まるまで30分以上の時間がかかります。
そのため、エアコンやヒーターなどの即効性のある補助暖房も用意しておいた方が良いでしょう。
*薪について
薪はホームセンターや通販などで加工済みのものを購入しても良いですし、自分で木を切って用意しても構いません。
自分で木を切る場合は、切った後の薪を約1年間乾燥させないといけないことを知っておきましょう。
また、自分で木を切ろうとお考えの場合、木を切る作業台や薪の保管場所なども用意する必要があります。
□まとめ
今回は、薪ストーブのある家の間取りの例と設置する際の注意点を解説しました。
今回の情報を、薪ストーブのある家づくりの実現に役立ててください。
ご不明点等ございましたら、お気軽に当社ご相談ください。
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