2022.04.11 | natural
新年度。ランドセルを背負った小学生がココチエの前の歩道を歩いているのを見かけるようになりました。
新入学、新学期、新生活、4月は楽しみや不安や慌ただしさが合わさっている感じがしますね。
みなさんの新しい1年が心地よいものとなりますように。
ココチエに入るときの緊張は今でも覚えています。何かを始めるときはどきどきしますね。
ココチエに入らなければ、
親戚のおうちでお餅投げしてお菓子や5円玉を拾ったな…くらいで終わっていたかもしれない建築への関心。
あれが上棟式だったんだな…なんて今頃思っています。
ちいさなお子さんにもおうちのイベントに参加して、みんなでおうちづくりを楽しんで頂ければなと思います。
さて、おうちを建てる時にはいくつかの儀式やイベントがあるのをご存じでしょうか?
〇 地鎮祭:土地の神様に土地を利用させてもらうことの報告と許可を得る意味がある工事着工前の儀式。
工事が無事に終わり、そこで安全・安心に暮らしていけるよう願います。
〇 建前:打合せを重ねてきたお家が形となる瞬間。
大工さんたちのチームワークで柱が立ち、梁が掛けられていきます。
〇 上棟式:骨組みが屋根まで組み上がったことをお祝いする儀式です。
ここまで棟上げを無事に終えられたことに感謝し、最後まで工事の安全を祈ります。
そして、地鎮祭に神主さんから頂いた棟札を家の一番高いところに納めます。
おうちのお守りとして、お施主様の家内繁栄や工事の安全が込められています。
ご希望があればお餅投げをしてご近所のみなさんとのコミュニケーションに。
大切なおうちをお引渡しさせて頂くまでに数ある儀式をしていきます。
地鎮祭などはやらない会社さんもあるかもしれませんが、ひとつひとつが安全祈願やお祝い。
「いよいよ工事が始まる。」工事が始まることを楽しみにしたり、
「ここまできた。」棟上げを無事に終えられたことをオーナー様と一緒に喜んだり。
オーナー様の笑顔が見られるから地鎮祭や上棟式はいいなあと思います。
お子さんのとびきりの笑顔が見れると、それがいちばんいいですね。!
おうちづくりの過程もみなさんの思い出に残ればいいなあなんて思います。
春だから、地元の桜をすこしと現代アート。
ソメイヨシノも好きですが、しだれ桜もすきなのです。
それでは。
Sachiyo
暑いのと寒いのは苦手ですが、
四季の自然を感じられるのは好きです。