2022.05.30 | お家づくりコラム
注文住宅を建てる際には、その自由性から、失敗してしまうことも少なくありません。
そこで、この記事では、家を建てるときの注意点と、失敗例を紹介していきます。
しっかりと確認して、後悔のない家づくりを目指しましょう。
□家を建てるときの注意点
家を建てるときの注意点はたくさんありますが、ここでは、4つを厳選してご紹介していきます。
まず1つ目は、耐久性能・耐震性能は十分であるか、です。
日本は地震大国であり、いつ大きな地震が起きてもおかしくありません。
そのため、地震後でもその家で生活できるのかを重視するべきです。
また、異常気象も起きているので、台風などの強風にも耐えられることが必須になります。
2つ目は、仕上げ材などの使用する素材についてです。
家の天井や床、壁などの最後に使用する材料ですが、見た目に大きな影響があるため、こだわってしっかりと確認しましょう。
仕上げ材を決める際には、サンプルを小さいものではなく、大きなものを用意してもらうことによって、より具体的に想像できます。
3つ目は、住宅ローンです。
住宅ローンを組む方が多いですが、そのローンの組み方が適切であるかを確認することも大切です。
どのくらいの金額であれば払うことができるのかあらかじめ予算を設定しておきましょう。
家は一生ものだから、と無理な計画で返済が出来なくなる可能性もあります。
また、金利タイプを固定金利にするのか変動金利にするのかによっても、返済総額は変わってきます。
最後は、間取りを見落とさないことです。
収納や動線は、住み始めてから失敗した!と感じる方が多いです。
計画の段階から、いまの家にどのような間取りの不満があるのかを洗い出し、担当者に共有しておきましょう。
不満解消のための収納や動線、間取りを提案いたしますので、お気軽にご相談ください。
□新築後によくある失敗
新築後に多発する失敗の具体例を紹介していきます。
まずは、使えない備え付け収納です。
将来的にものが増えることを想定して広めの収納を確保しようとします。
そのため、備え付けの収納を採用する方も多くいらっしゃいますが、本当に使うのかをしっかりと考えて採用するようにしましょう。
ウォークインクローゼットなどの奥行きがあり広い収納は魅力的ですが、間取りによっては奥のものが取り出しにくく使い勝手が悪く感じる可能性もあります。
2つ目は、エアコンが効きにくい部屋になってしまうことです。
新築を建てる時におしゃれにしようとしてデザインにこだわった結果、風通しが悪く中々エアコンが効きにくくなってしまうことがあります。
デザイン性だけでなく、エアコンの配置や通風なども意識してプランニングしていく必要があります。
3つ目は、手入れが大変になってしまう庭です。
新築を検討している方の中には、広い庭を求めている方も多くいらっしゃいます。
子供やペットの遊び場所、ガーデニングの場所、洗濯物を干す場所など、さまざまな使用用途がある庭ですが、
雑草が生えてきたり虫が寄ってきたりなど、手入れをすることも多くなってしまいます。
こういった手間を省くには、庭に砂利を引くことや、虫が発生しにくい木を植えるなどの工夫をしてみましょう。
□まとめ
今回は、家を建てるときの注意点と、失敗例を紹介しました。
注文住宅を建てる際には、注意点をしっかり意識して後悔のない家づくりにしましょう。
また、失敗してしまった実例を元によりよい間取りを一緒に熟考していきましょう。
注文住宅をお考えの方は、ぜひ当社にご相談ください。
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