2022.06.15 | お家づくりコラム
おうち時間が増えるとともに住宅にこだわりを持つ人が増えています。
注文住宅は、自分の理想の住宅をつくることができるので人気が高いです。
しかし、注文住宅を建てたいと思っても、間取りをどのように決めればよいのかわからない方も多いことでしょう。
ここでは、注文住宅の間取りを決める方法やコツを紹介していきます。
□注文住宅の間取りを決める方法
注文住宅の間取りを決めようとしても、どこから決めればよいのかわからなくなってしまいます。
そのため、ここでは注文住宅の間取りを決める方法を3ステップに分けて解説します。
まずステップ1は、間取りの実際の例を見てイメージを固めることです。
自由に理想を考えてみようとすると意外と難しかったり、現実的につくることができるのか判断できないこともあります。
そこで、部分的にどのような間取りをつくった人がいるのかを知りましょう。
過去の実例は、各住宅会社のホームページや、間取りのまとめサイトなどで見ることができます。
続いて、ステップ2は、ハウスメーカーや工務店に間取りを提案してもらうことです。
理想をある程度決めたら、その理想を住宅会社に伝えて、プラン提示をしてもらいましょう。
例えば、テレワークが快適にできる間取りにしたい、インナーバルコニーが欲しいなど、理想を伝えます。
施工実績が豊富な会社であれば、過去の施工事例も踏まえてプランやアイデアを提案してくれるでしょう。
住宅会社はたくさんあるので、口コミやホームページの施工実績などを参考に、信頼できる会社を選んでくださいね。
最後のステップは、納得のいくまで間取りの計画を練ることです。
初回のプラン提案は、複数の住宅会社にしてもらう方もいらっしゃるでしょう。
そこで提案してもらった間取りを見比べて、理想に近いものや、実際に生活したときを思い浮かべて、よりよい間取りを選びましょう。
また、住宅会社の担当者との相性も大切です。
契約したら今後何度もコミュニケーションを重ねていくことになるため、相性が良かったり信頼できると思える担当者がいる会社を選ぶのもひとつの判断基準です。
□注文住宅の間取りを考える際のポイント
間取りを考える時のポイントはいくつかあります。
まず、現在の家族の構成、将来の家族構成を考えましょう。
家族みんなが満足する家づくりをするためには、年齢による変化も考慮することが必要です。
例えば、まだ幼い子供がいる場合には、コミュニケーションがとりやすい家を目指す必要があります。
ある程度の年齢になれば個室を欲しがるかもしれません。
子供が成長したときも考えて部屋の数を調整してください。
また、ご年配の方がいる場合には、介護が必要になった時に備えてバリアフリーを意識してみるのもよいでしょう。
次に、生活のしやすさを考えてみましょう。
注文住宅の間取りを決めるときには、その内部や外見のデザイン性を意識してしまいがちですが、建物の向きや敷地に対する配置の仕方も大切になります。
日当たりや通風は生活する上でとても重要な要素になりますので、しっかり確認しましょう。
注文住宅でよく失敗してしまう例に、一つひとつの憧れや理想をすべて詰め込んでしまうことがあります。
普段の生活ではその間取りを流れで使っていくので、一つひとつ単体で考えるのではなく生活動線を意識してみてください。
実際に生活してみたときの動きをしっかり想像することが重要です。
また、デザイン性を求めて開放的なつくりにしようとすると、プライバシーを守ることができなくなってしまいます。
外部と家の中だけでなく、家族間でも適切な距離を保てるように考えた上で開放的なお家をつくりましょう。
□まとめ
この記事では、注文住宅の間取りを決める方法やそのコツを紹介してきました。
注文住宅をお考えの方はぜひ、参考にしてみてください。
また、当社でもご相談を受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください。
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