2022.06.19 | お家づくりコラム
仕事や子育てに忙しく家事にあまり時間を割くことができない方にとって、家事動線をスムーズにすることはとても大切です。
効率的に家事ができる動線としておすすめなのが、玄関とキッチン・パントリーを直線でつなぐ間取りです。
この記事では、玄関とキッチンを動線でつなぐことの特徴やパントリーの活用法について紹介していきます。
□玄関とキッチンを直線でつないだ時のメリット・デメリット
忙しい共働き家庭にとって時短は必須です。
玄関とキッチンを直線でつなぐメリットは、ずばり「時短」です。
家事動線を短くすることによって、移動の距離が短くなり、買い物後の片付けも効率よくすることができます。
食材などが多い時でもすぐにキッチンに置くことができるので、重い荷物を持ち運ぶ時間が短くなります。
また、「収納」スペースを玄関とキッチンの間に設けることで、片づけながらリビングに向かうことができます。
「時短」や「収納」を意識した配置にすることで快適に効率よく家事を行えるのです。
一方玄関とキッチンをつなぐことには、デメリットもあります。
それは、生活感がどうしても出てしまうことです。
仕切りをなくすことで効率は上がりますが、玄関を開けたときに、キッチンやホールが丸見えになってしまいます。
常にきれいに整理整頓されていればよいのですが、散らかっている時はどうしても生活感が出てしまうでしょう。
また、においが伝わりやすくなるので、来客の際などに気になるのもデメリットのひとつです。
□パントリーの便利な活用法
パントリーには「食糧庫」という意味があります。
とても便利な収納スペースですが、置く位置に工夫が必要です。
パントリーには様々な種類があります。
納戸のように1つの部屋になっているウォークインタイプや、通り抜けできるウォークスルータイプ、その他にも設置が気軽な壁掛けタイプが、代表的な種類です。
このようなパントリーを自分好みに選び、玄関とキッチンの中間に置くことがおすすめです。
買ってきた荷物を玄関からキッチンに行く途中で片づけることができます。
そのうえ、調理中もすぐにパントリーから取り出すことができるので、調理中の時短にもつながります。
パントリーに冷蔵庫や電子レンジを収納するタイプでも、動線上に設置することで便利になります。
パントリー内に冷蔵庫などの家電を収納することでより、キッチン全体がスタイリッシュですっきりとした印象になります。
生活感のない部屋を目指している方にはピッタリです。
玄関とキッチンの間に置く際には、ウォークスルータイプがおすすめです。
ウォークスルータイプは荷物を片づけて、そのままキッチンに向かうことができるので玄関とキッチンの動線上に置くのに向いています。
□まとめ
今回は、玄関とキッチンを直線でつなぐことについて紹介してきました。
動線や収納場所の工夫次第で家事ひとつひとつの効率が上がります。
当社では、家事導線を考慮した間取りについてご提案いたしますので、家事導線でお悩みの方はお気軽にご相談ください。
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