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お庭の計画 yagu_blo vol.14


2022.05.28 | y氏のブログ

こんにちは ココチエの矢倉です。
気持ちのいい季節。出かけるのも楽しい季節ですが
自分の庭でも楽しめる気持ちのいい季節になりました。
前回に引き続き、今回も庭の話を少しだけ。

大抵のお家は南に広く庭を配置した計画をします。
陽の光が良好なのは東から南。
このあたりだと西の山を見ながらってものありです。
南にプライベートを確保しつつ庭を設ける。
南道路のお家だったりだと少しプライバーを確保するのが難しいかもしれません。
駐車場の配置計画をしっかり行う。そして、どのくらいの庭で楽しめるかを把握してお家を建てることが大事。
上の写真は、ココチエの事務所の写真で、下屋のベンチからの南を向いた景色。
塀を高く、そして敷地の周囲にすべて囲ってしまう。
ではなく ちょっとした「抜け」を作る。
そうすると、プライバシーを確保しつつ、防犯上も有効になります。
セミオープンのガーテン計画。
距離を変えて、それぞれに視界をふさぐように塀などを配置。
上の写真では、プライバシーを確保したプライベートな庭のエリアに高めの塀。
そして道路際にブロックの低めの塀を配置して、座るベンチから見える景色は
ちょうどそれぞれの塀が連続して配置されたように見えます。
この塀の配置は、その塀の距離と高さの工夫により奥行き感も見えてきます。

ココチエでは、県産材の木の塀をご提案することが多いのですが、この木材はACQという薬品を注入して、およそ30年間は腐朽しないという材料。初期投資は、やや高めですが30年間変えることが無いのだとすると、やわらかい雰囲気を演出しつつ、メンテナンスを考えたトータルコストは安価に納まります。
塀の種類は、この三種類。
向かって左は、通風を確保しつつ完全目隠しにするタイプ。真ん中が、幅の違った板を張った塀、ひと手間かかると、デザインあ見た目に配慮した感がでてきます。なんとなくどこにでもある塀に見えない感じをシンプルに。そして一番左は、オーソドックスな「仕切り」として使用する。お家の配置から、その視覚的に内部外部と繋がり感を大事に、オープンとクローズを使い分ける。

コストにもメリハリを付ける。
優先順位の高いもの、必要なこと。そしてやり直しをしなくてもいいように全体の計画をしておいて、少しずつ。

そんなお庭の計画を、この気持ちのいい季節に見える景色を楽しみながら長い目で計画する。

楽しいですね~。それでは、また!

安曇野市・松本市を中心に、デザイン住宅・二世帯住宅・平屋・リフォームなど、こだわりのデザインで高性能なお家をご提案しているココチエ一級建築士事務所の無料相談会をご利用下さい。>>無料相談会をご希望の方へ

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