2022.07.29
注文住宅をお考えの場合に、和室を作るか作らないかで迷う方は多いです。
日本人にはなじみの深い和室ですが、様々なメリットとデメリットがあります。
そこで今回は、和室のメリットとデメリットをそれぞれ詳しく紹介します。
□和室のメリット
メリットはなんと言っても幅広い使い勝手の良さです。
そのまま寝転んだり、机やこたつを置いて居間として活用したり、作業スペースやプレイングスペースとして活用したり、様々な用途で使用できます。
家族構成の変化にも対応しやすく、急な来客時にも寝泊まりできるスペースにもなるので非常に便利です。
和室の収納スペースである押し入れも洋室のクローゼットと違って奥行きを確保できるため、来客用の布団、小机など普段は使わないけれど、必要な時にすぐに出し入れできるスペースとしても有効活用できます。
また、最近では和室ではなく「畳コーナー」をリビングに設ける方もおられます。
1部屋設けるのはスペースを割けないという場合にも、和室空間を取り入れやすくなっており、洋室の良さと和室の良さを両立した家づくりも可能です。
□和室のデメリット
和室のデメリットとして、畳の傷つきやすさや汚れやすさを気にされる方が多いです。
畳で最も多い、い草を使用したものであれば、傷や汚れ、凹みが出てしまうこともあるかと思います。
しかし、最近ではい草ではなく、和紙で作られた畳もございます。
和紙でできた畳の場合だと、い草でできた畳の弱点であった、傷つきやすさ、汚れやすさ、日焼けしやすさなどが克服されています。
もちろん、カビやダニの発生もほとんどしない健康にも環境にも配慮された建材です。
このように新たな技術の登場により、これまでの弱点が克服され、よりメリットを感じられるように進化しているのです。
□まとめ
今回は、和室のメリットとデメリットをご紹介しました。
和室と一言で言っても、昔ながらのい草を使用した畳の空間だけではありません。
これまでデメリットだと感じられていたことが解決され、進化しています。
また、和室の取り入れ方も、畳コーナーのように柔軟に洋室とミックスすることもできます。
これまでの家づくりの常識ではなく、よりみなさんの理想の実現がしやすくなっております。
せっかくのマイホームですので、みなさんの理想を追求できるよう精一杯サポートいたします。
家づくりに関して、不明点やお悩み等ございましたら、当社までお気軽にご相談ください。
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