2023.01.17 | y氏のブログ
ココチエの矢倉です。本年もよろしくお願い致します。
ココチエも今日は安全祈願祭。
神社でお清めをしてもらって気持ちも新たに今年も安全に良いお家。
良い仕事をしたいと思います。
さて 1月17日。
1995年1月17日は阪神淡路大震災が発生した日。28年も前のこと。
僕はちょうど社会人1年生になった年でした。もう28年も前のこと。
今 お家を建てるオーナーさんも20代後半から30代半ばくらいだと記憶に無いか、経験をしていないかたが多い。
経験はなくとも、世の中はこの事を忘れず、風化させずに伝えていかなくてはいけない。
シンケンハウジングの三浦社長のフェイスブックの記事より。
令和2年度のデータだと性能表示制度の建設評価を受けた戸建住宅の約97%が耐震等級(倒壊等防止)で等級3とのこと。ちなみに令和2年度の建設性能評価の件数は戸建で約9.8万戸、戸建の新築着工件数が約39.3万戸なので性能表示制度の利用率は約25%。もっと利用されていい制度だと思います。
出所:住宅性能評価・表示協会
今日で阪神大震災から28年。震災が起きた1995年は新建ハウジング創刊の年でもあります。思いを新たに。
お家の強さを表す一つの指標:耐震等級。
性能表示制度の建設評価を受けた約97%が等級3。
そもそもが、この評価制度や長期優良住宅の評価を受けることで第三者の評価をしっかり表示して
オーナーさんに性能や品質を担保することの意識を持っている人しかこの評価制度を受けない。と言っても良い気がします。
この意識を持った人が評価を受けたお家の割合が全体の25%。。なのです。
そして、この評価の数については、この意識のある人、会社さんが数件受けている。
とすると、この意識を持った建設の従事者の割合はもっと下がるということです。
こんなんでいいのか?
ココチエは100% 長期優良住宅を受けています。
(規模により評価を受けれないお家も評価制度は受けています)
自慢とかじゃなくて。。。ご依頼を頂くオーナーさんとの約束。なのです。
建設従事者としての責任。なんです。
建設業は、一般のユーザーさんが分かりにくいグレーゾーンが多すぎる。
もうそろそろ、世の中の正しいことへピントを建築の従事者はしっかり解像度上げて合わせるべき。
阪神淡路大震災で被害に遭われた方のためにも世の中を良くすることの為に、知識と技術を使いましょう。
家が人を、人の暮らしを守る器である為に。そんな事を改めて思います。
それでは、また
ヤグラセイジ
手間がかかる事に手間をかけると愛着が湧く。
家づくりに手間をかけた分だけいい家になる。