2023.03.08 | y氏のブログ
こんばんは、ココチエの矢倉です。
年度末 毎日目まぐるしく時間が流れ 一日が終わります。
あっという間の3月。僕のブログは いつもこんなくだりで始まる。
少し心に隙間を作ろうと思います。
さて、建築は詩 建築家 吉村順三先生の本より
【住宅は広さ】より
住宅の広さという問題は、心理的な問題ではないでしょうか。
狭い家でもその中でどこまで広く自由さを取り入れるかということがプランのいちばんはじめの条件だよ。
そう、住宅の広さを吉村先生は物理的な広さとして捉えていない。
狭くても広く見える。という手法もある。
・建具を天井まで取る。
・明暗
・抜け感
ただ何となく、こういった手法を使いながらも重要なのは心の状態。
心が豊かであること。
心地よさとは、その時にどのような心理状態で暮らし、過ごすことができるか。
心の持ち様。
自分が大事に思うこと、大切なことを大事に 大切にできているか。
小さな事、当たり前の事を当たり前と思わず、感謝できるているか。
人の心を突き動かすことができるのも、感動と感謝。な気がしています。
感動と感謝ができた時、自分も相手もいい心の状態になる。
お客様のお家づくりに携わり、皆さんが大切にしていること。
感謝していること。感動していること。
家づくりが、家が自分を映す鏡だとすれば、そんな大切な事を重ねて、感謝している自分が見える事を大事に創りたい。
そして、そんな心を映し出す器【家】で過ごしてほしい。
そんなお家をご提供できたら。建築家の吉村先生からもらう言葉、住まい手さんが託している気持ちに少しでも寄り添えるような気がしています。
ヤグラセイジ
手間がかかる事に手間をかけると愛着が湧く。
家づくりに手間をかけた分だけいい家になる。