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体感-耐寒-体幹 全部大事 yagu_blo vol.23


2023.06.08 | y氏のブログ

こんばんは、ココチエ一級建築士事務所の矢倉です。
今日も雨が降ってきました。台風の影響でしょうか。
先週末も台風、大雨の影響で帰宅難民となられた方が沢山います。
くれぐれもお気をつけください。

さて、今回は【体感】
今どきは、家の中の温度について、体感できるモデルハウスなども沢山あります。
お家づくりをする上では、この体感を体験して頂く事が大変重要です。

そこで体感も、【快感】と【快適】が違うことを知っておくこと。
真夏 外を歩いていて、店舗コンビニなどへ入るとヒヤッと涼しい。
これは【快感】
夏 涼しいお家を目指して作るとして、求めるのはこの【快感】ではなく【快適】
何となく。。
・夏ならば涼しいより「暑すぎない」28℃より下げて26℃以下くらい
・冬ならば暖かいより「寒くない」20℃~22℃くらい。
この辺りが快適な暮らしの環境であると思います。
冬に18℃以下にならないように夏は26℃くらいまでを経済的にエアコンなどを使いながら無理なく過ごせることが大事かなと。

体感温度≒(室温÷表面温度)/2

快適と感じる温熱環境はこの体感温度が大事。

室温が例えば25℃、窓付近で窓の表面温度が32℃の場合は
24℃+32℃=56℃÷2=28℃ 体感温度は28℃となるわけです。
28℃は、じんわりと汗がにじむ程度の温度らしいのですが、
このじんわりと汗がにじむと人は暑く不快。

真夏にエアコンを22℃設定で運転しても、気密や断熱が悪ければ熱漏れを起こして冷えずに
外気の暖かい空気も入ってくる。

室内の温度の管理は、この室温と体感が近いことも大事。
冷暖房機器の温度の設定により見えている温度と感じる温度を合わせることができるから。

冬を例にとってみると

室温20℃ 窓付近~その下10℃とすると
20℃+10℃=30℃÷2=15℃になるわけです。
冷たい空気は重いから下に下がり、暖房すると暖められた空気は上昇して気密が悪いと天井~屋根に抜ける。
そうすると上昇気流に引っ張られて下から益々と冷たい空気が入ってくる訳です。

外的環境に左右されないように断熱性能を上げて、エネルギーロスしないように気密を上げて
自然エネルギーの恩恵を取得したり遮蔽したりとパッシブ設計をすること。
そうすると

6月5日 ココチエの売却型モデルハウス。
12:35頃の室温 冷房を全く使わずで21.9℃。


外から入ってくるとひんやりします。
【快感】ではなく【快適】
南は庇の出を計算してしっかり遮蔽しております。

室温が21.9℃で表面温度(壁)22.1℃
21.9℃+22.1℃=44℃÷2=22℃。
ちなみにこの日の安曇野市豊科の最高気温は33℃です。

常駐していないモデルハウスなので想像すると空気(熱気)も籠る感じしませんか?

体感-耐寒-体幹 全部大事。お家づくりを検討するときの入口で。
こんなことを気にされると安心して楽しくお家づくりに集中できます。


今日はこのへんで! 
それではまた!

ココチエ一級建築士事務所「矢倉社長インタビュー2021」

弊社社長の矢倉が家づくりへの想いを語ります。

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