2025.06.29
こんにちは、ヤグラユカです˙ᴥ˙
アジサイが彩る季節になりました。
色とりどりの花たちに、心がほっと和らぎます。
そんな季節の中、わが家ではひとつの“大きな選びごと”がありました。
そう、ランドセル選びです。
ついこの前保育園リュックを背負い始めたと思ったら、もうランドセルを選ぶなんて…と、なんだか感慨深い気持ちになります。
近年のランドセル商戦は早くなり、5月.6月には人気モデルが予約完売となっているようで、親は焦るばかりです。
そんな親の焦る気持ちを抑えながら、
「そろそろランドセルを見に行こうか」と
声かけると、「ふーん」とどこか他人事のような反応のわが子。
来年から小学生という実感もまだ薄いのか、ランドセル選びに対してあまり興味が湧かない様子。
親のほうがソワソワしながらランドセル選びへ向かいました。
親としては、やっぱり飽きのこないシンプルなデザインを選んでほしい。
どんな服にも合うような、落ち着いたカラーで、6年間しっかり使えるものがいいなぁ…と、正直いろいろ“理想”がありました。
お店に着くと、ずらりと並ぶランドセルの数々。
最近はカラーバリエーションも豊富で、昔ながらの赤・黒に限らず、くすみカラーやコンビカラーなども増えていてびっくり。
親の方が迷ってしまいそうです(笑)
「これは軽いんですよ」「このタイプは人気です」なんて説明を受けながら、親の私はあれこれ手に取っては試し、比べ、想像を膨らませていました。
一方の当の本人はというと、興味なさげに店内をフラフラ…。
「暑い」「疲れた」「まだ?」の三拍子。
正直ちょっと拍子抜け。
いくつか試しに背負わせても「ふーん」「べつに…」という反応ばかり。
でも、ひとつだけ。自分からふと手を伸ばしたランドセルがありました。
「あ、これ、なんかいいかも」
正直、親の好みとはちょっと違ったけれど今まででいちばん自然な笑顔。
最後は「これがいい」で、すべてが決まった。
「これがいい」
そう言った声は小さかったけれど、ちゃんと“自分の意志”がこもっていました。
あれだけ乗り気じゃなかったのに、最後にはしっかりと自分で選びきった姿に、なんだか胸がじんわり。
結果的に親の好みのものにはならなかったけれど、興味がなくても、テンションが低くても、ちゃんと自分の中で「これがいい」って決めたことが、きっとこれからの自信になるはず。
ランドセル選びって、単なる買い物じゃなく、わが子の“成長の一歩”を見届ける、ちょっと特別な日だったんだと思います。
来年から毎日背負うランドセル。
このランドセルと一緒に、楽しい小学校生活を過ごしてくれたらうれしいな。
そんなことを願いながら、お店を後にしました。
子供の成長をきっかけに住まいのカタチも変わっていきます。
そんな時はどうぞココチエでお手伝いさせてくださいね。
それでは、ごきげんよ〜♪
ユカ
”ヤグラユカの暮らしのこと” 日々の暮らしのちょっとしたことを綴ってゆきます。