2020.07.28 | y氏のブログ
こんばんは、ココチエの矢倉です。
大切なものは見えにくい。
目に見えない大切なものは気が付いたときに心に響く。
それは長きに渡って思い感じ続ける。
さて、大切なものは見えにくい。
住宅を構成している部品、パーツの一つ一つはそれなりの役割を持っています。
屋根、外壁は雨、風を凌ぐもの。というだけではなくなっています。
外的影響を受けにくくする役目があります。
屋根や外壁の表面材は耐久・耐候性の良いものを使いたい。
メンテナンスも同じくです。
この構成されている屋根や外壁、マドにより人が暮らす室内が守られている。
当たり前。ですね。
ならば、この構成されている部品、パーツの性能はしっかりしていてるのか?
どこに重きを置くべきか?
冬の室内のイメージ。
温められた熱は、どこからどのくらい逃げるのか?
サッシや断熱材の仕様にもよりますが、熱損失する一番大きな原因は窓の性能。
約58%の熱損失率だとすると、間違いなくマドが急所という事になります。
いくら高性能な窓になったとしても、高性能グラスウール断熱材16kgの1/3程度。
サッシのガラスや枠、フレームの熱貫流率(熱の通しやすさ)もしっかり確認しておくべき。
住まい手さんがしっかり知っておくというよりも、住宅従事者がしっかり応えられるかどうか。
プロとして。
昨日のブログのお話の通り、家庭内事故や経済的損失から住まい手さんを守るために
この急所をどうとらえているのか。その結果、どのような効果があるのか。
マドはあとからのやり替えが難しい。だから基本性能としてのそのパーツごとの性能や特性も
知っておくとというよりは、確認して提案してもらえるか。
その会社のポリシーの表れともいえる部分であると、僕は思っています。
では、また。
ヤグラセイジ
手間がかかる事に手間をかけると愛着が湧く。
家づくりに手間をかけた分だけいい家になる。