スタッフブログ

写真は、ヒカリマドの家。
四季折々の季節の景色を、自分のうちの中から好きな時に楽しむことができます。
その家が持つ、ポテンシャル。景色、周りの環境を含めたポテンシャルを活かす。
オーナーさんと設計者、技術者の共有された想いが大事。
家は、周りやオーナーさん　住まい手さんによって活かされる。のです。

住宅の設計士を目指すときに心の師とする人のひとり「吉村順三」さんの言葉
「建築家として、もっとも、うれしいときは建築ができ、そこへ人が入って、
そこでいい生活がおこなわれているのを見ることである」

この言葉「いい生活」を吉村さんは
日暮れどき、一軒の家の前を通ったとき、家の中が明るい灯がついて
一家の楽しそうな生活が感ぜられるとしたら。。。と言っている。

生活の水準は、それぞれで考え方も、家族や家の在り方も違いますが
コロナ過で、この「在り方」は見直されていますけど。。
大切なことは、昔から変わらない。

一家の楽しそうな生活。
僕らも家づくりは、この部分、この言葉に尽きるのだと思います。
続けて、吉村さんは
「計算ではでてこないような人間の生活とか、そこに住む人の心理というものを、
寸法によってあらわすのが、設計であって設計が単なる製図ではないというのはこのことである」

いい言葉だと思っています。設計って深い。
モノづくりって深いなぁ、大変だなぁと思います。
だから、モノづくりって楽しいなぁって思います。
だから、僕はモノづくりが好きなんだなぁって思います。