2020.12.09 | y氏のブログ
こんばんは ココチエの矢倉です。12月に入りました。冬。
今年は暖冬でしょうか。家づくりは冬の寒さ対策に加えて夏の暑さ対策にも気を使いたい。
最近の異常気象では特にそんなことを思います。
コロナ過のニューノーマルな時代で変わりつつある暮らし。
前にも少し触れましたが、吉村順三さんの本「建築は詩」
いつもカバンに入れてあって、時間のある時には読み返します。
大切なことって、実は昔から変わってなくて。
どんな時代でも、家で家族と過ごすときには食事の時間を大事にしたり。
家は造りこみ過ぎずにシンプルで、「生きる」「暮す」とはそれを住みこなす事なんだって思います。
在宅勤務の方が増えたり、家にいる時間が長くなったて、根本的なところは変わらない。
居場所のある家、居心地のいい家を造らないといけないなぁと思います。
住宅設備やサッシ、断熱材は進化して変わっても、受け入れる自然は、
おひさまは東から登って、西に沈む。それは変わらない。
隣り近所さんとも係り合って暮らしていく。
新しい事や、知識は取り入れないといけない。
知識量を増やして、それでもやっぱり根本的に大事なところはしっかり見えていないといけない。
そんな事を話して、重ね合わせて「家」は造らないといけない。
設計士の押し付けではなくて、沢山聴いて、話して大切な事を重ねないといけない。
良い家はそうやって造られるって思います。
家づくりは大変、でも、だから楽しい。
忙しくなると、忘れてしまいそうで少し怖かったり。
でも年末、節目には、今年一年を振り返って、反省して、また頑張ろうって。
そんな季節が一年、あっという間にぐるぐるとまわってくる。
今年も残り数週間。改めて、気を引き締めて頑張ろう!
ヤグラセイジ
手間がかかる事に手間をかけると愛着が湧く。
家づくりに手間をかけた分だけいい家になる。