2021.02.07 | y氏のブログ
こんばんは、ココチエの矢倉です。
年度末の2月、今年は暖冬ですね、暖かい。
今日も、パラパラと雪ではなく雨。雨が降ると、春のような匂いがします。
暖かくて都合がいいのですが、温暖化や異常気象を思うと若干不安になります。
さて今日は少し我が家の話を。
我が家は、3年前にリフォームをしました。
LDKと全く使わないベランダを吹き抜けに。
LDKは、キッチンのレイアウト変更とピットインリビング。
そして、化粧合板フロアーを無垢フローリングに変更。
自分で設計したのですが。。。
全く南に開放できない立地に全く使わないベランダを吹き抜けにすることで
日射取得して、ヒカリと熱を室内へ。
おかげで1階のリビングはバーチカルブラインドを閉めっぱなしでも
明るく開放的な空間になりました。
建築は、セオリー通りに設計をしても必ずしも快適性を手に入れることはできない。
その土地が持つ特性をしっかり読むことが大事。
建築は、熟練した職人=設計職人が経験を活かして設計する事で彩られる。
そんな事を感じます。
沢山の知識と経験、そして良いものを見る事、体感する事。
暮す事で培われる経験も大事。そして、感性。気づくことを経験値として積み上げる。
設計はセンスも重要であるが、それよりも経験、そして努力して学ぶことが本当に大事。
コンテストへ応募して、表彰されることも経験値を上げる事の一つ。
日本エコハウス大賞。奨励賞ですが。。。
でもプロとして、その道のプロに評価してもらう事で
現在地を知って、また努力して足りないコト、モノを学ぶ。
そしてまた次のステップを目指す。
忙しいと忘れてしまう。経験を積むと忘れてしまう。
意識しないと流される。
日々 成長して、最良の提案を住まい手の為にできる人となる。
僕は、経営者なので経営者としても成長しないといけないけれど。
でも、設計職人として価値ある人になる為に、ここを目指して起業した。
2021年も2月、日々流されないように努めようと47歳を目前に思う。
ヤグラセイジ
手間がかかる事に手間をかけると愛着が湧く。
家づくりに手間をかけた分だけいい家になる。