2021.02.17 | y氏のブログ
こんばんは、ココチエのヤグラです。
三寒四温を繰り返して春になる。
まさにそんな感じの気候が続きます。
信州の安曇野市 夏の最高気温(夏季平均値)27、5度
冬の最低気温(冬季平均値)−6、3度
夏と冬の温度差は最高と最低の平均値の差で33、8度
平均気温は11、2度だそうです。
温度差が33、8度。過酷です。
平均気温も11、2度はちょっと寒い。
暮らす家の中の気温は、一年を通して大体18度を保ちたいところ。
前置きが長くなりましたが。。。
だから家は高気密高断熱である必要がある。
この高断熱の部分については、この4月からその家の性能値、断熱の強さ=UA値を
住まい手さんに知らせる必要があります。
断熱区分表(地域)から必要な数値を決められているけれど、クリアしている必要はない(T . T)
その家が持つ性能の基準を住まい手さんが選び、その責任は住まい手さんにある。。。
というふうになったとしか思えない。。
そのエリアでの必要とされる断熱の強さは、一般常識ではないのです。
良し悪しの基準を知ることは、自分で勉強するしかない。のです。
そんなこと、普通の業界であり得る?
最低基準として 長期優良住宅を取得しているか?
そうするとそのエリアで定められた、断熱強さUA値はクリアしている。
性能評価では、必ずしも基準をクリアしている必要がないから
家の性能を判断する最低の基準は、長期優良住宅。になるのです。
長野県はUA値0.75 ちなみに北海道が0.46。
ざっくりと。このエリアでは、UA値が0.5はクリアしていたいところだと思います。
もっというとHEAT20の断熱グレードを意識したいところではあります。
長野4地域では、G1が0.46でG2が0.34。コストバランスがありますから
G1はクリアしておきたいところだと私たちは考えます。
大切なものは見えにくい?大切なことを濁している?
そんな説明の義務化がこの4月から始まります。
こうなると、建設従事者の良識が大事になる。
正しいことを正しく伝えているか?
その正しいと思うこと物差しが住まい手さんにとっての善であるのか。
大切なことをシンプルにしっかり伝えること。
そして言っていることとやっていることが一致しているのか。
家づくりだけではなくて、この根っこのところは人として大事。
なんてことを思います。
ヤグラセイジ
手間がかかる事に手間をかけると愛着が湧く。
家づくりに手間をかけた分だけいい家になる。