2021.04.06 | y氏のブログ
こんばんは、ココチエの矢倉です。
桜が溢れんばかりに花を咲かせています。
今年はだいぶ早い開花。
これも異常気象の一つでしょうか。
2050年に向けてのカーボンニュートラル宣言。
これから約30年先に向けて2021年住宅産業も大きく変わろうとしています。
住宅建設は、環境破壊ではなく環境に与える影響を少なくしてその景色を創ること。
そこにある景色この先を見越してデザインする。
モノに溢れた豊かさではなく、シンプルな心の豊かさ、心地よさに
建物=家は大きく密接に関わっているモノだと思います。
あらゆる人の生活を、より豊かにするための家は
作り込みすぎず、その生活シーンに合わせて住まう人が少し手を加えたり
工夫をしたり、時には少しの苦労もしてその暮らしの質の向上を
住まい手さんが作り上げる。家には住まう人に寄り添い思い出をつないで
人は懐かしむことをできる。
2050年 30年後
今建てる家は、皆さんのどんな思い出を刻んで暮らしを創っていくのでしょうか。
環境を維持し、これ以上地球が疲れてしまわないように、
その約束は、本当に長い年月を経て約束の日に辿り着くことができるのか。
みんなで未来に向けて約束を一つずつ守らないといけない。
自分の子どもたちやその先の子ども達のために。
家のプランをする時、僕たちは何度か現地を確認をしに行きます。
計画が長ければ、その春夏秋冬の季節感も大事に造りたい。
そう思うから、だから時間の許す限り行います。
先週行ったおうちは桜の木に囲まれたロケーション抜群の土地。
ここに建つ家と周辺をイメージして、そして見える景色をイメージしながら。
2050年 30年後 にも色褪せないそんな景色を家づくりを通じて創りたい。
現地調査はいつもそんなことを思います。
ヤグラセイジ
手間がかかる事に手間をかけると愛着が湧く。
家づくりに手間をかけた分だけいい家になる。