2021.08.01 | お家づくりコラム
木造住宅を建てたいけれど、湿気が心配という方は多いのではないでしょうか。
湿気対策は木材が濡れる原因を理解した上で行うことが大切です。
そこで今回は、湿気対策について詳しく解説します。
木造住宅をお考えの方は、ぜひ参考にしてください。
□木材が濡れる原因とは?
住宅に湿気がたまる原因はたくさんあります。
今回は、その中でも特に木材に影響を及ぼす原因をご紹介しましょう。
1つ目は、屋外から浸入する雨水です。
家の木材に水が染み込む原因はたくさんありますが、最も厄介なのが雨漏りです。
いつの間にか屋外から雨水が浸入し、木材が濡れているというケースがよくあります。
一度木材が濡れると室内の湿度が高くなってしまうため、十分注意しましょう。
2つ目は、地面から上昇してくる湿気です。
地面は少なからず水分を含んでいるため、床下の地面をむき出しのままにしておくと地表の水分が水蒸気となって屋内に浸入してきます。
その水蒸気は床を腐らせてしまう可能性があります。
そのため、床下は防湿シートやコンクリートなどでしっかりと防湿対策を行いましょう。
3つ目は、生活空間から発生する湿気です。
私たちの汗や部屋干しが湿気の元となり、木材を湿らせる原因になります。
普段からキッチンや浴室の換気をこまめに行うなど、日常的に湿気を発生させない工夫をしましょう。
この他にも湿気がたまる原因があるため、詳しく知りたい方はぜひ当社にご連絡ください。
□効果的な湿気対策をご紹介!
湿気の原因について解説したところで、次は湿気対策をご紹介しましょう。
最も簡単にできるのが、換気をして湿気を屋外に逃すことです。
換気扇やエアコンの除湿機能を上手に活用し、湿気や汚い空気を外に逃しましょう。
窓を開けて換気する場合は、異なる2方向の窓を開け、風を通すことを意識してください。
また、サーキュレーターや天井扇で空気を循環させることも大切です。
寝室や個室には換気扇がないケースが多いですよね。
そのような場合は、サーキュレーターがおすすめです。
気軽な価格で購入でき、室内の空気をしっかり循環してくれるでしょう。
さらに、調湿性のある建材を導入する方法もあります。
調湿性とは、室内の湿気をコントロールしてくれる効果がある建材のことです。
特に、調湿性のある壁紙やタイルはおすすめです。
湿気が気になる方は、今回紹介した湿気対策を行ってみてください。
□まとめ
この記事では、湿気の原因とその対策について解説しました。
木造住宅をお考えの方は、必ず湿気対策を行いましょう。
当社では計画換気で家全体の換気計画を行います。
そして完成した後も、定期的にメンテナンスをしています。
寿命の長い木造住宅を建てたい方は、ぜひ当社までお気軽にお問い合わせください。
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