2021.09.30 | お家づくりコラム
近年は地震や台風といった自然災害が日本各地で猛威を振るっています。
そのため、家を建てるのであれば自然災害に強い家にしたいという方が増加しています。
頑丈な家にするためにはいくつか知っておきたいことがありますので、今回は頑丈な家にするためのポイントをご紹介します。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
□頑丈な家の条件
自然災害と言っても、地震や台風はそれぞれ頑丈にすべき場所が少し異なります。
そこで、ここからは災害別に考えた頑丈な家の条件についてご紹介します。
*地震に強い家
地震に強い家にするためには、上下階が正方形にまとまっているような間取りが理想的です。
凸凹としている間取りは大きな揺れが発生した際に重心の偏りが発生しやすくなってしまいます。
重心が偏りやすい構造の家は地震に弱くなりやすいため注意しましょう。
また、地震の場合は耐震等級といった基準も気にしておくことをおすすめします。
耐震等級とは第三者の機関が判断した、住宅の地震に対する強さを表したものになります。
最も地震に強いとされるものは等級が3で、最低限の性能を備えたものは等級が1といったように3つの段階で評価されます。
1より2、2より3がより地震に強い建物と言えるでしょう。
*台風に強い家
基本的に地震に強い家は台風にも強くなりやすいです。
ただ、台風の場合は強い風が吹くため屋根に注意しておく必要があります。
片流れ屋根のような形状の屋根は風向きによっては風圧が集中するため、台風による被害を受けやすくなってしまいます。
台風に強い家にするためには、四方に風圧が分散する寄棟屋根のような形状がおすすめです。
□災害に強い家にするための優先順位
先ほどご紹介した以外にも、災害に強い家にするためには知っておきたい優先順位が存在します。
1つ目は後から変えられないものをよく検討することです。
地震に強くするためには建物の構造を強くしたり、頑丈な地盤の上に建物を建てたりすることが重要になります。
住宅の基本的な構造や、建物を建てる立地などは建設後に変更することは困難であるため、慎重に検討することをおすすめします。
2つ目は日常生活にも有用なものを優先して導入することです。
シャッターは台風による飛来物で窓ガラスが割れることを防ぐことが可能です。
また、これは普段の防犯にも非常に役立つものです。
そして、太陽光発電は災害時の停電に備えられるだけでなく、日々の光熱費を節約するためにも有用なものです。
このように災害時だけを目的としたもの以外の設備を取り入れることでより災害に強い家になります。
□まとめ
今回は頑丈な家を実現するためのポイントについてご紹介しました。
災害に強い家にするためには今回ご紹介した内容を参考にしてみてくださいね。
そして、当社はお客様とご家族が安心して快適に暮らせる住まいを実現することを大切にしています。
家を建てたいとお考えになられた場合は、ぜひお気軽にご相談ください。
お家づくりコラム
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