2021.10.20 | お家づくりコラム
家にかかる費用と言えば、建物代や土地代を想像される方が多いのではないでしょうか。
ただ、家は建てた後にもランニングコストがかかってきます。
後で知らなかったということが無いようにするために、今回は家を建てられる方に向けて、ランニングコストを抑える方法をご紹介します。
ぜひお役立てください。
□家のランニングコストについて
住宅にかかる費用としては「イニシャルコスト」と呼ばれる費用と、「ランニングコスト」と呼ばれる費用の二種類が存在します。
イニシャルコストには冒頭でご紹介したような建物の費用や登記費用などが当てはまります。
一方、ランニングコストとは維持や修繕にかかる費用、光熱費などのことを指します。
このように、住宅を建てた後に継続的に必要となる費用がランニングコストに分類されます。
多くの場合、イニシャルコストを抑えることを考えられがちで、ランニングコストはあまり注目されることはありません。
ただ、安く家が建てられたとしても多額の維持費や修繕費がかかると、結果的には多くの費用がかかっていることもあります。
そのため、継続的な費用にも目を向けることが重要と言えるでしょう。
□ランニングコストを抑えるためのポイント
先ほどは住宅のランニングコストとは何かについてご紹介しました。
ここからはそのコストを抑えるためのポイントをご紹介します。
*高気密・高断熱
気密性や断熱性の高い住宅の室内は外気の影響を受けにくくなります。
このような住宅では、冷暖房機器の効果が高まりやすく効率的に温度調節が行えます。
そのため、高気密・高断熱住宅は光熱費が抑えられる傾向にあります。
また、無理のない冷暖房により創られる快適な室内環境では、健康被害による医療費の削減も期待できます。
*屋根
屋根は建物のうちで最も日光を受ける時間が長い箇所になります。
そのため、屋根の断熱性は光熱費に影響してきます。
断熱性の高い屋根材や天井の上の断熱材などに工夫を凝らすことで光熱費の削減が期待できます。
*間取り
間取りも工夫することで光熱費を抑えられることがあります。
例えば、吹き抜けのような天井が高く大きな空間をつくりすぎると、冷暖房効率は低下する傾向にあります。
それゆえに、お部屋の大きさは大きすぎずシンプルな形状にすることでランニングコストが抑えやすくなります。
以上がランニングコストを抑えるためのポイントになります。
□まとめ
今回は家を建てられる方に向けて、ランニングコストの抑え方をご紹介しました。
家を建てる際は建物代や土地代だけでなく、ランニングコストにも注目してみてくださいね。
当社では、お客様の住みやすさを最優先に考えた家づくりを心がけております。
家を建てたいとお考えの方はぜひお気軽にご連絡ください。
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