2021.11.03 | お家づくりコラム
お家の中ではできるだけ心地良く生活したいですよね。
そのために重要なポイントとして室内の温度が挙げられます。
室内の温度を適切に保つことで、日々の生活をより心地良く送れるでしょう。
そこで今回は、室内で人が快適に過ごせる温度についてご紹介します。
□適切な温度はどのくらい？
より快適に過ごす上で、室内の温度はどのくらいが適切なのかを知っておくことは重要です。
一般的に夏場の場合は温度が25度から28度が適温とされ、湿度は45パーセントから60パーセントに保つと良いとされています。
そして冬場は、温度が18度から22度、湿度を55パーセントから65パーセントにするのが適切とされています。
これらを見てみると、季節によって適切な温度や湿度が異なることが分かるでしょう。
日本の場合、夏場は気温と湿度が高くじめじめとしているため、冬場と比べて室内の湿度は低めの方が快適に過ごせるのです。
反対に冬場は、気温が低く空気が乾燥しているため、室内の湿度を高くしても不快感を感じにくいのです。
しかし、この温度や湿度はすべての人に対して適切なものではないので注意しましょう。
男性と女性、赤ちゃんと高齢者など、人によって適温だと感じる温度は異なります。
また、近年は酷暑や寒波などの極端に気候が変動することも増えてきているので、より一層室内の温度には意識を高めることが重要になるでしょう。
□快適に過ごせる温度設定のコツを紹介！
次に、快適に過ごせる温度設定のコツをいくつかご紹介します。
1つ目は、上半身を冷やして下半身を温めることです。
私たち人間の体は、上半身が熱く、下半身が冷たくなりがちです。
一般的に上半身と下半身の温度差は3度から5度程度あると言われていて、この温度差が広がるほど体調不良を感じやすくなります。
そのため、できるだけ適切な温度差を保てるように、暑いと感じる場合は上半身を冷やし、寒いと感じる場合は下半身を温めるようにしましょう。
2つ目は、トイレや脱衣所、浴室の温度に気を配ることです。
同じ家の中であっても、場所によって温度差があります。
この温度差は3度から5度が適切とされており、10度もの温度差があるとヒートショックの危険性が高まってしまいます。
特に冬場は、トイレ、脱衣所、浴室などの温度が下がりすぎないように、小型の暖房器具であらかじめ暖めておきましょう。
□まとめ
今回は、室内で人が快適に過ごせる温度についてご紹介しました。
近年では気温の変化が激しくなっている時期も多くなっているので、その都度臨機応変に対応し、快適に過ごせる環境づくりを心がけていきましょう。
ぜひ今回ご紹介した内容を参考に、快適で健康的な居住空間を作ってみてください。
お家づくりコラム
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