2021.11.15 | お家づくりコラム
東日本大地震以降、家づくりをする上で重視したいポイントのうち、耐久性の優先順位が上がっています。
家は家族が過ごす空間であることはもちろん、災害が起きた際に命を守る役割も担っています。
今回は、家の耐久性を良くするポイントをご紹介します。
新しく家を購入しようとお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。
□家の耐久性はなぜ大事?
近年では、デザイン性や機能性に優れた家が増えてきています。
実際に新しく家を建てるなら、オシャレで機能性に富んだ家づくりをしたいと考える方も多いでしょう。
しかし、どんなにオシャレで機能性に優れた家であっても、災害が起きた際に崩れてしまっては元も子もありません。
できるだけ長く、安全に暮らせるような耐久性の高い家づくりを行うことが重要なのです。
実際に、これから家を建てよう考えている方の声として、「子供の代まで安心して住めるような家を買いたい」、「老後に建て替えをしないで済むようなしっかりとした構造の家づくりをしたい」といった意見が挙げられます。
また、耐久性が高い家にすることで、長期的に見て修繕やリフォームなどをする頻度を減らせるでしょう。
このように安心材料としてはもちろん、メンテナンスにかかるコストを抑える意味でも耐久性は重要と言えます。
□耐久性の高い家を作るためのポイントを紹介!
ここまでは、なぜ耐久性の高さが重要なのかを解説しました。
では、実際に耐久性の高い家をつくる上でどのようなことがポイントになるのでしょうか。
まず大切になるのが、良い素材を使用することです。
若くて安い木材を使用すれば、結果的に家づくりにかかるコストは抑えられます。
しかし、そのような木材を建物における大切な部分に使用すると、長い年月の間に木材が反ったり、ひび割れを起こしたりしてしまい、耐震性能も断熱性能も低下してしまう恐れがあります。
そのため、コストが抑えられるからという理由だけで素材を選ぶのではなく、担当の方と相談しながら進めていきましょう。
また、湿気を溜めたり部材を濡らしたりしないことも重要です。
木材は湿気を帯びたり濡れたりしてしまうと、腐敗や反りの原因となり、鉄の場合は錆びてしまいます。
そのため、家を長持ちさせるために建築期間中はできる限り濡らさずに施工する必要があります。
□まとめ
今回は、家の耐久性を良くするポイントをご紹介しました。
家を建てる際、外観のデザインや機能性など、重視したいポイントがたくさんありますが、同時に耐久性についても考慮することが重要です。
家づくりに関してお悩みの方は、ぜひ当社までお気軽にご相談ください。
お家づくりコラム
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