ZEHはネット・ゼロ・エネルギー・ハウスの略です。
一般的に省エネ住宅やエコ住宅と呼ばれている住宅が当てはまりますが、断熱性に優れた住宅で住宅内で消費する一次エネルギー(冷暖房・給湯・照明)を削減しながら、太陽光発電などの再生可能エネルギーを導入することでエネルギー消費量の収支ゼロ以下を目指します。
日本政府は「2020年までにハウスメーカー等が新築する注文戸建住宅の半数以上で、2030年までに新築住宅の平均でZEHの実現を目指す」という政府目標を掲げていますので、よりエコで高性能なおうちを建てるためにも、おうちの気密性・断熱性を高める必要があります。
ZEHに求められる性能値の基準は、おうちを建てる場所の気候によって変わります。
国土交通省の定める省エネ基準地域区分では松本市や安曇野市のほとんどが4地域に分類されています。(一部は3地域)
この地域でのZEH基準「UA値0.6W/㎡・K以下」に対して、ココチエのおうちの平均UA値は0.37W/㎡・K(2021年)と低く、長野県よりもさらに寒さが厳しい北海道の基準値0.46W/㎡・Kをも上回る断熱性能を持っていることがわかります。
さらに冷暖房の効率を高めるために重要な気密性を表すC値の平均は0.17㎠/㎡となっており、ココチエのおうちはZEH基準を超える高性能住宅であると言えます。
※1:UA値とは建物の中から外に伝わる熱の量です。建物の内部から床、外壁、屋根(天井)や開口部などを通過して外部へ逃げる熱量を外皮全体で平均して算出し、数字が小さいほど断熱性能が高くなります。
※2:C値とは建物の隙間の大きさを表し、床面積1㎡あたりどのくらいの隙間があるかを示します。C値1.0以下が高気密住宅となり、数字が小さいほど気密性能が高くなります。
※ココチエでは、G2グレード(UA値0.34W/㎡・K以下)が今後の標準仕様となるよう目標を設定しています。