2024.01.08 | 耐震
あけましておめでとうございます。
なのですが、気兼ねなく言えない一年の始まりとなりました。
1月1日 令和6年能登半島地震、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
地震国 日本とは言え 自然災害 地震の恐ろしさを感じ、考えさせられた一年の始まりとなりました。
地震や自然災害は、気を付けようにもどうしようもないこともあります。
でも、【備え】が大事。
緊急時持ち出し袋、水、食料、寒さを凌ぐための衣料品、懐中電灯など。
最近では、ポータブルの大容量充電器なども必需品かもしれません。
万が一の時のための【備え】準備をしておきたいものです。
数年前、柏崎の地震の時にボランティアに行ったことがあります。
地割れして、道路が一部寸断 家屋倒壊など目の当たりにしてきました。
家づくりをするときに考えておきたい事
【耐震】【ライフライン】そして気密断熱などの家の性能。
太陽光発電などもそうです。
【耐震】はその強さを確保して表示し知っておくことが大事。
過去の地震災害から検証されたお家の構造強度。
耐震とは、地震発生により安全に非難ができる強さが等級1。
皆さんもお分かりのように、状況にも寄りますが
安全に非難できるではなく、考えられる発生震度に耐える強度を持ち
できれば住み続けれられることができるお家を造ることは、もはや建築従事者の使命であると思います。
だから、耐震等級3+制振、若しくは免振を検討したい。
建築従事者としては耐震等級3+制振を標準として提供すべき。
建物は、倒壊により人命を奪う事になる可能性もある。
それは、住まい手さんばかりではなく、周囲に暮らす大切な人々にもその危険を及ぼす可能性がある。
性能においても同じく。
被災しライフラインが寸断された場合でも高性能+パッシブを取り入れたお家であれば
住宅内の温熱環境について、熱を蓄え、また日射の所得をすることで住環境が崩壊するまでにはならない可能性もある。
家を造るのは一生に一度。だとすれば繰り返される自然災害が数年して風化することなく
万が一のための【備え】として家は建てられるべきだ。
地震発生時とその後の2次災害 その後の暮らしをしっかり考えて、専門知識を持ち住宅を提供する建築人として
【安全な住まい】を使命感を持って取り組むべきで、自分もそうありたい。
耐震性能が確保されていない家は、自然災害ではなく状況により人災にもなりかねない。
被災され犠牲になった方や関係する方々のためにも造られるお家は、住まい手と家族や地域を守る器として責任を持って造っていく。被災された皆様に心からお見舞いを申し上げて2024年スタートとしたい。
今年も一年 よろしくお願い致します。
ココチエ一級建築士事務所 矢倉誠治と申します。
ヤグラセイジ
手間がかかる事に手間をかけると愛着が湧く。
家づくりに手間をかけた分だけいい家になる。