2025年4号特例廃止(予定)と省エネ義務化(予定)日々の仕事#10
2024.03.02
| 青のブログ、工務店設計士の日々の仕事
2025年、四号建築物特例がなくなります。
四号建築物って?
今までは建築基準法に基づきこれに該当する建築物
いわゆる木造2階建て以下の小規模住宅
もっと言うと大半のすまいのこと。
特例って?
建築士が設計をすれば、構造関係規定等の審査省略制度
のこと
構造に関わる仕様規定(構造の簡易検討)の審査省略。
当然やってますよねってことで。。。
これを確認申請時にちゃんと提出してねとなります。
決して
構造計算の義務化でも耐震等級3の
義務化でもないのです。
ほんとはするべきだと思いますが。。。
ココチエでは構造計算(許容応力度計算)によって
耐震等級3のすまいを設計して75㎡以上の住宅は
必ず長期優良住宅の認定取得をしています。
皆さんの車にはエアバックもシートベルトも
当たり前についてますよね。
そうじゃないといけないのではないかと。
これから30年・50年と住む住まいですから。
知らないよりは知っていた方がいいですし
これから住まいを建てる皆さんには是非知っておいて
欲しいです。安心安全が1番大事ですよね。
続いては
省エネ基準適合が義務付けられます。
国の基準以下の住宅は建てられなくなります。
なんだかレベルの低い話ですがやっとようやく
努力義務から適合義務になります。
それに合わせて確認申請時に適合性審査が行われます。
ココチエの施工エリアは大半が
地域区分が4地域で一部が3地域
国の外皮性能基準
4地域で0.75
3地域で0.56
これをクリアしてくださいねと。。。
また一次消費エネルギー消費量を
基準以下にする必要があります。
これ普通に作れば普通にできるレベルです。
決してZEHレベルでも断熱等級6とか7と言っている
わけではないのです。最低基準はクリアしてねと。
だだ、この義務化をスタートにどんどん基準を上げて
行こうとしているのが補助金や各県の補助を見ていると
分かります。
ココチエでは現在外皮性能平均で0.35となっていて
一次消費エネルギーは太陽光発電とセットで
ZEH基準なのでゼロのすまいが大半になっています。
前回のブログと重複してしまいますがC値(気密)の義務化
も国には考えてもらいたいものです。
まとめ
構造計算(できれば許容応力度計算)で耐震3
外皮性能(断熱等級6・G2レベル)0.34(4地域)
それをふまえて長期優良住宅など設計性能評価を取得
これからのすまいは
構造計算+省エネ計算で
安心・安全で健康快適な住まいを太陽に素直に
日射の取得と遮蔽を行ってプランとデザインを!
設計士青山 高幸AOYAMA takayuki・神奈川県出身・一級建築士、住宅省エネルギー設計技術者、住宅省エネルギー技術...
安曇野市・松本市を中心に、デザイン住宅・二世帯住宅・平屋・リフォームなど、ハウスメーカー以上のこだわりのデザインで高性能なお家をご提案しているココチエ一級建築士事務所の無料相談会をご利用下さい。
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Takayuki Aoyama
信州の
住まいと暮らしに
ワクワクを。