2024.06.30 | y氏のブログ
こんにちは、ココチエ一級建築士事務所の矢倉です。
梅雨に入り、雨降りが続きます。梅雨らしい気候。
この時期は、雨の隙間をぬって工事の段取りとなります。
工務スタッフは、一週間くらいの天気を把握していて工事を進めています。
天気を聞くとすぐ教えてくれます。
そんな雨降りの隙間で今日は地鎮祭。
松本市内のお客様。実はこのお客様、ご本人さんが小学校の時にご両親のお家を設計・施工させて頂きました。
僕も20代。設計者としての感覚を大きく変え、その先の設計者・建築従事者として経験を積ませて頂いた方。
小学生の頃の現在の依頼主さんには、当時はあまりお会いする機会はありませんでしたが、その時のことを僕はよく覚えています。その彼に家族ができて、今度はご自身のお家の建設となりました。学校の先生をしている依頼主さん。お話をしていると、僕の長男坊との野球仲間が教え子だとか。なんとも、人はこんなご縁の中で生きている。感慨深く思います。
会うべくしてお会いできたのか。そのご縁、感謝しかありません。
地鎮祭で、お父様、お母様にもご参列頂き、お母様にも数年ぶりにお会いできました。
当時から比べると、家の性能は格段に上がりました。
生活様式もずいぶん変わった。インターネットの普及で沢山の情報が入りせいりするのも大変な時代。
でも、繋がること、繋がっていくこと、大事な分 肝心なところはやはり【人】なんだと思います。
先週 構造塾へ参加した際に改めて、思ったこと。
【売れるもの】を造るのではなく【良いもの】を創る【善いもの】
技術屋として、一人の人間として、人に対して善い行いをする事。
世の中のためになることを、善い思考で、善い知識と技術で【善いもの】を創る。
家の性能は、新しく変わろうとも不易流行、変えてはならないモノ 変えてきことをしっかり見極めて。
その時の【最良・最高】を技術屋として正直に伝え造っていく。
挑戦をさせて頂いたご両親。そして知識と経験を積んだ今 そのご子息のお家、暮らし、人生の携わること。
この先も大切にしたいこうと改めて思います。これから建てさせて頂く、息子さんのお家でも技術者は、
モノづくりに対しては挑戦だと思います。善いものを、沢山の情報の中から凝り固まらずに見極めて。
この先の繋いでいけるように。
昨年 お引渡しさせて頂いたお客様のお家も実は、お隣は僕が35歳15年前に設計をさせて頂いたお客様の息子さんのお家。
当時 そのお客様は大学受験で建設中に大学へ。家族ができてご依頼を頂きました。
ありがたい。お施主様がご家族で繋がっていく。感謝しかありません。
ココチエ一級建築士事務所 矢倉誠治と申します。
ヤグラセイジ
手間がかかる事に手間をかけると愛着が湧く。
家づくりに手間をかけた分だけいい家になる。