2024.09.14
こんにちは、ココチエ一級建築士事務所 代表の矢倉です。
9月も中旬に差し掛かりましたが、暑い日が続きます。
残暑も今年の暑さはかなり厳しく、そしてまだまだ先が長いようですね。
先日、お客様からココチエスタッフがご訪問の際に
『断熱は寒さだけではなくて、暑い夏にも効果があるんだね』とお話を頂いたようです。
信州は、寒さが厳しいので寒さ対策で断熱という方がやはり多いのですが、
昨今の異常気象で夏の暑さにも対応していかないといけない。
当たり前の話なのですが、なかなか『喉元過ぎれば熱さ忘れる』
その時に困っても、それが過ぎると中々忘れてしまいます...
がしかし、近年は秋をほぼ感じず冬になったりと過ごしやすい季節も極端に短くなってきたようにも思います。
さて、今回は『安曇野に暮らす』
ココチエのお客様も近年 移住される方が大変増えてきました。
沖縄、神奈川、東京、愛知。
移住を決めたポイントは『環境』
・国内でも登山をする方々からすると有名な山々やその景色。
・空気感、温熱環境。冬は寒いですが、温暖化のせいか安曇野、松本はひと昔に比べ降雪量もかなり減りました。
土地選びからお手伝いをさせて頂く事も多いのですが、ロケーション(眺望、利便性)を優先される。
そして、お店(スーパー)や医療施設。
便利さは追求し始めると都会程充実はしてはいないものの、やはり都会にはないこの雄大な景色には心を動かされるのもわかります。
普段、当たり前にあると感じない事、モノを移住希望の方々に教えていもらい、改めて『安曇野』の良さを知ることができます。
2年ほど前に、フィンエアーの東京支店長さんのお話をお聞きする機会がありました。
フィンランド、今ではオーロラを見に行くなど有名なツアーにもなっていますが、
企画を立上げた当初は、現地の方々からそのツアー企画は不評だったそうです。
現地では当たり前に見られるものもその地域にしかない自然の恵みは世界的にも共通して興味をそそられる事。
そんな話を聞いて、普段当たり前に見られるもの
北アルプスの美しい山々、清々しい空気、どこまでも続く地平線とまではいかずとも雄大な田園風景。
自分も転勤族の家庭に育ち、信州 安曇野へ住み着いた人間の一人なのですが
そんな地元の魅力を移住希望の方々のお話をお聞きして、改めて善きところ『安曇野』と感じます。
まだ5歳の三男坊との散歩。今年は、カブトムシを長男次男が小さい時ぶりに三男と相方と取りに行きましたが、
夕飯を食べて、車で5分の道端のクヌギの木でカブトムシ3匹を捕まえました。
樹液を吸っているカブトムシを見て、網で捕まえる。なんてこともこの辺の魅力。
3男は毎日 水をあげたり、餌やりを頑張って観察しています。
そこにあるものに目を向ける事、観察してみると色んなものが見えてくる。
自然はそんなことも教えてくれる。
『楽しい』と思うことはちょっとした考え方で、数倍も楽しく感じられる。
当たり前にある景色、環境も異常気象、温暖化と変化しつつありますが
当たり前にいつまでもあると思わず、目を向けて、感性を磨いていきたいなと改めて。
次回は、移住者の方支援で今ご依頼いただいている移住体験施設のお話を少しずつさせて頂こうか思います。
それではまた。
ココチエ一級建築士事務所 矢倉誠治と申します。
ヤグラセイジ
手間がかかる事に手間をかけると愛着が湧く。
家づくりに手間をかけた分だけいい家になる。