2025.10.21 | y氏のブログ
こんにちは、ココチエ一級建築士事務所の矢倉です。
10月21日 すっかり秋。朝晩とかなり寒くなりました。
季節の変わり目、体調管理お気を付けください。
さて今回は、HEAT20のG2=安曇野での家づくりと断熱性能の重要性についてです。
安曇野市や松本市といった長野県中信地域は、冬の冷え込みが厳しいエリアです。朝晩の冷え込みに悩まされる方も多く、住宅の断熱性能は快適な暮らしに直結します。近年は「健康で快適な家に住みたい」「光熱費を抑えたい」と考える方が増え、国の省エネ基準を上回る高断熱住宅への関心が高まっています。その代表的な指標が HEAT20(ヒート20) の定める断熱グレードです。
HEAT20 G2レベルとは?
HEAT20は「20年先を見据えた日本の高断熱住宅研究会」が提案する住宅性能基準です。G1・G2・G3の3段階があり、G2は「冬でも最低室温が15℃を下回らない」水準 を示しています。
安曇野が属する 4地域 では以下の基準となります。
G1:UA値 0.48 W/㎡K以下
G2:UA値 0.34 W/㎡K以下
G3:UA値 0.23 W/㎡K以下
国の省エネ基準(UA値0.75以下)と比較しても、G2は約半分の熱損失に抑えられる高性能な住宅です。
HEAT20 G2のメリット
HEAT20 G2レベルの家を安曇野で建てることで、次のようなメリットがあります。
冬でも快適な室温
朝起きたときや帰宅時でも寒さを感じにくく、家中がほぼ15℃以上に保たれます。
健康への効果
部屋間の温度差が少なく、ヒートショックのリスクを軽減。お子さまからご高齢の方まで安心して暮らせます。
光熱費の削減
暖房負荷を大幅に低減できるため、月々の光熱費を抑えられます。長期的には住宅ローンと同じくらい大きな家計の差につながります。
資産価値と将来性
省エネ基準の強化が進む中、G2レベルの家は将来にわたって価値を維持しやすい住宅性能です。
安曇野でHEAT20 G2を実現するココチエの家づくり
ココチエ一級建築士事務所では、UA値0.3前後・C値0.15〜0.3 という高い断熱・気密性能を実現しています。これはHEAT20 G2を十分に満たし、場合によってはG3に近い水準です。安曇野という自然豊かな環境において、「ここちよい」を一人ひとりの想いから形にするために、私たちは性能とデザインの両立を追求しています。
これから家づくりを検討される方は、ぜひHEAT20 G2という性能基準を一つの目安にしてみてください。快適で健康、そして省エネな住まいが、家族の未来を支えてくれるはずです。
ヤグラセイジ
手間がかかる事に手間をかけると愛着が湧く。
家づくりに手間をかけた分だけいい家になる。