2025.11.20 | y氏のブログ
こんにちは。
安曇野市の ココチエ一級建築士事務所 の矢倉です。
今朝は一段と冷え込みましたね。
僕の住まいは穂高の、広域農道から少し西へ入った場所にあります。
このあたりは空気が澄んでいて、冬の訪れをとても敏感に感じます。
寒い季節はつい布団から出るのが億劫になりますが、
それでも「朝活」はやっぱり気持ちがいい。
外へ出ると、北アルプスの山肌に降り始めた雪が
じわじわと我が家の近くまで下りてきていて、
冬支度の合図をくれているように感じます。
安曇野の冬が深まっていく音を静かに感じながら、
今日も皆さまの暮らしが少しでも心地よくなる家づくりを
丁寧に積み重ねていきたいと思います。
さて、今回は住宅会社の選び方についてです。
「冬でも暖かい家に住みたい」
「地震が心配。強い家が欲しい」
「どの会社を選べば安心?」
こんな声は毎年増えています。
高気密高断熱・高耐震の家は、
言うのは簡単。つくるのは難しい。
会社の技術力と姿勢がはっきり分かれるところです。
そこで今回は、
誰でも判断できる “チェックシート形式” の見極めポイントをまとめました。
さらに、ココチエが標準採用している
SWパネルによる制振+耐震等級3+第三者検査
についても分かりやすく解説します。
■ 1. 高気密高断熱×高耐震は「数字だけ」では不十分
本当に大切なのは
① 証拠(検査)
② 実測(根拠)
③ 構造の強さ(耐震+制振)
④ 施工精度
です。
カタログに書いてある情報は“宣伝”であり、
品質を証明するのは 第三者検査 と 実測値 です。
■ 2. 【チェックシート】後悔しない住宅会社の選び方
▼ 【性能】根拠のある数値になっているか
□ UA値(断熱性能)の計算書を見せてくれる
→ 目標は UA0.3前後(HEAT20 G2レベル)
□ C値(気密性能)を全棟で実測している
→ 理想は C値0.2以下
※ ココチエ平均は0.15
□ 結露対策ができる構造か
→ SW工法の35年無結露保証 は大きな安心材料。
▼ 【耐震+制振】命を守る構造が担保されているか
□ 耐震等級3を許容応力度計算で取得
→ 壁量計算だけの“なんちゃって等級3”に注意。
□ 制振工法が標準装備
→ SWパネルは面全体で揺れを吸収し、
繰り返し地震にも強い“制振性能”を持つ。
□ 構造躯体の検査を第三者が実施
→ 自社チェックだけでは不安。
→ ココチエは 外部検査員 が構造・防水・完成など複数回検査。
▼ 【施工】性能は施工精度で決まる
□ 気密測定の数値+写真の報告書がある
→ 数字だけ渡す会社は危険。
□ 断熱・防水施工の“見える化”ができている
→ 施工写真をしっかり残す会社は信頼度が高い。
□ 現場が整理されている
→ 職人の質=家の質。
▼ 【設計】性能と暮らしやすさの両立
□ 空調計画(エアコン台数・位置)まで設計
□ 日射取得/日射遮蔽の説明ができる
□ 家事ラク動線・収納計画が得意
→ 性能住宅は「図面の読み方」で暮らしやすさが変わる。
※ ココチエは基本設計から温熱シミュレーションを考慮。
▼ 【会社の姿勢】数字に出ない大事な部分
□ 第三者検査の報告書を工事完了後に提出
□ メンテナンス担当者がいて、その体制が明確
□ 家族の価値観を丁寧に聞いてくれる
→ ここが“本当に良い工務店”かどうかの分かれ目。
■ 3. ココチエの標準:安心の理由
ココチエでは以下を“標準仕様”として採用しています。
✔ 高断熱
UA値0.3レベル(HEAT20 G2)
✔ 高気密
C値平均0.15
✔ SW工法
35年無結露保証/断熱劣化しない構造
✔ 高耐震+制振
許容応力度計算による耐震等級3
+
SWパネルの制振効果を標準装備
※ 地震の揺れを壁全面で吸収し、繰り返し地震に強い構造。
✔ 第三者検査
構造・防水・気密・完成を外部検査員が実施 → 報告書で証明
✔ 設計 × 性能の最適化
日射取得・家事動線・空調計画まで統合。
■ 4. まとめ
「高気密高断熱」「高耐震」「制振」
これらは“言葉”だけなら簡単に語れます。
大切なのは、
数字・検査・証明・姿勢 の4つが揃っている会社かどうか。
今回のチェックシートを使えば、
どの住宅会社が本当に安心できるか、
誰でも見極められるはずです。
安曇野市で“安心して長く住まえる家”を建てたい方は、
ぜひ一度ご相談ください。
誠実に、丁寧に、プロの視点でご説明します。
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ヤグラセイジ
手間がかかる事に手間をかけると愛着が湧く。
家づくりに手間をかけた分だけいい家になる。