2026.01.03
2階建てを平屋にするという、これからの住まい方
こんばんは。
ココチエ建築設計の矢倉です。
今日は、最近ご相談が増えている
**「減築リノベーション」**について、
少しお話しさせてください。
新築でも、建て替えでもなく、
「今ある家を、これからの暮らしに合わせて整える」
そんな住まいの選択肢です。
なぜ今、「減築リノベ」なのか
近年、
「家を建てる」よりも
「家を小さく、暮らしやすくしたい」
という声を聞くようになりました。
背景には、
暮らし方や家族構成の変化、
そして建築に関わる法改正があります。
暮らしの変化と住まいのミスマッチ
・子どもが独立した
・夫婦二人、または一人暮らしになった
・階段の上り下りが負担になってきた
こうした変化に対して、
家の大きさや間取りが
今の暮らしに合わなくなることがあります。
法改正と、これからの住まいの考え方
建築基準法の改正により、
耐震性や省エネ性能についての考え方は、
以前よりも明確になりました。
「今の家は、これからも安心して住めるのか」
そんな疑問をきっかけに、
リノベーションを検討される方も増えています。
減築リノベは、
建物を軽くし、構造を見直すことで、
将来への不安を減らす方法のひとつです。
2階建てを平屋に減築するメリット
● 耐震性が高まりやすい
建物の重量が軽くなることで、
地震時の負担が減ります。
● 生活動線がシンプルになる
階段のない暮らしは、
これから先の安心につながります。
● 冷暖房効率の向上
使わない空間をなくすことで、
光熱費を抑えやすくなります。
● メンテナンスコストの軽減
屋根・外壁・設備の範囲が小さくなり、
将来の修繕費用を抑えられます。
建て替えではなく「活かす」という選択
減築リノベーションは、
単に家を小さくする工事ではありません。
これまでの暮らしの記憶や、
住み慣れた土地を大切にしながら、
これからの暮らしに合う住まいへ整える。
新築でも、建て替えでもない、
もうひとつの住まいづくりです。
減築リノベで大切なこと
減築リノベーションでは、
設計と構造をきちんと理解した
建築士の判断がとても重要です。
「どこを減らすのか」
「どこは残すのか」
「補強が必要な部分はどこか」
一棟一棟、
家の状態を見極めながら進める必要があります。
おわりに|これからの暮らしのために
家は、
大きければ良いわけでも、
新しければ良いわけでもありません。
今と、これからの暮らしに合っていること。
それが、住まいにとって
いちばん大切なことだと、私たちは考えています。
「この家で、これからも安心して暮らしたい」
そう感じたときが、
住まいを見直す良いタイミングかもしれません。
気になることがあれば、
いつでもお気軽にご相談ください。
これからの暮らしを、
一緒に考えさせていただけたら嬉しいです。
ヤグラセイジ
手間がかかる事に手間をかけると愛着が湧く。
家づくりに手間をかけた分だけいい家になる。