2026.01.21 | y氏のブログ
設計コードとは何か
― ココチエが家づくりで大切にしている“判断基準” ―
こんばんは。
ココチエ一級建築士事務所の矢倉です。
今朝も冷え込みましたね。
車の温度計を見ると、気温は −7℃。
信州の冬の厳しさを、あらためて感じる朝でした。
家づくりは「決断」の連続
家づくりは、決めることの連続です。
間取り、デザイン、設備、性能、コスト…。
その中で、私たちココチエが何より大切にしているのが
**「設計コード」**という考え方です。
設計コードとは、
迷ったときに立ち返る、家づくりの判断基準のこと。
流行や見た目、数値だけに振り回されず、
「本当にこのご家族の暮らしにとって正しいか?」
を見失わないための“軸”です。
ダイニングを中心に考える家づくり
ココチエでは、間取りを考えるとき
ダイニングを住まいの中心に据えます。
食事をする場所であり、
家族が自然と集まり、
一日の出来事が交差する場所。
忙しい毎日の中でも、
ふと立ち止まり、気持ちが整う時間が生まれる。
暮らしの質(クオリティ)を上げる設計を大切にしています。
構造・性能は「安心して暮らすため」に
耐震等級や断熱性能といった数値は、とても重要です。
ただし、それ自体が目的ではありません。
地震のあとも住み続けられること。
冬に寒さを我慢しないこと。
家族の健康を守ること。
ココチエの設計コードでは、
構造・温熱環境・換気・気密を必ずセットで考え、
実際に「体感できる安心」をつくることを重視しています。
パッシブ設計と、窓の考え方
特に大切にしているのが、パッシブ設計です。
機械に頼る前に、
太陽の光や熱、風といった
自然の力を上手に取り入れる設計を行います。
ココチエでは、
南側の窓(南開口部)の比率を
原則として50%以上確保することを意識しています。
冬はしっかりと日射を取り込み、
夏は庇や軒で日差しをコントロールする。
窓は「明るさ」のためだけでなく、
温熱環境を整える重要な設計要素だと考えています。
収納は「たくさん」ではなく「計画的に」
収納は、多ければ良いわけではありません。
何を、どこで、どう使うのか。
暮らし方に合わせて、計画的に設計することが大切です。
必要な場所に、必要な量だけ。
最初にしっかり考えることで、
あとから困らない、
すっきりとした快適な暮らしにつながります。
毎日を、上質に
私たちが目指しているのは、
特別な一日ではなく、
**「毎日を、上質に暮らせる家」**です。
設計コードは、
そのための約束であり、姿勢そのもの。
安曇野・松本エリアで家づくりを考えている方にとって、
「どんな会社が、どんな基準で設計しているのか」は
とても大切な判断材料だと思います。
ココチエはこれからも、
設計コードを大切にしながら、
ご家族一人ひとりの暮らしに寄り添う家づくりを続けていきます。
ヤグラセイジ
手間がかかる事に手間をかけると愛着が湧く。
家づくりに手間をかけた分だけいい家になる。