2026.04.15
こんにちは、ココチエ建築設計の青山です。
今回は「建替え前の解体工事で気をつけたいポイント」について、実務の中でよくある注意点を交えながら、わかりやすくお話しします。
■ 建替え前(解体前)の注意点
まず最初に大切なのが、アスベストの有無の調査です。
古い建物ではアスベストが使用されている可能性があり、事前調査が法律で義務付けられています。
ここで見落としがちなのが「費用への影響」。
アスベストが確認された場合、通常の解体費用に比べて大きく予算が変わることがあります。
そのため、計画初期の段階でしっかり確認しておくことが重要です。
次に、残地物をどこまで残すかもポイントです。
例えば、ブロック塀や庭石、既存の基礎の一部など、「残す」「撤去する」の判断によって費用も工期も変わってきます。
新しい建物の計画とあわせて検討することが大切ですね。
また、見落とされやすいのが処分品の内容です。
・塗料やオイルなどの「液体類」
・布団やマットレスなどのかさばるもの
これらは一般的な廃材とは処分方法が異なります、液体類は解体業者さんでの処分が出来ないので予め処分。
嵩の出るものはあらかじめ自分たちで処分をしておくと費用が押さえられるので
事前にリストアップしておくと安心です。
■ 解体工事中の注意点
解体が始まってからも、いくつか注意しておきたいポイントがあります。
特に古い建物の場合、基礎の下から地中障害物(ガラなど)が出てくることがあります。
昔は使えるものは使う。ものを大事に利用する考えから一般的に行われていたことが多いのです。
これは実際に掘ってみないと分からないケースがほとんどです、発見された場合は撤去・処分が必要になります。
その分、追加費用が発生する可能性があるため、あらかじめ想定しておくと安心です。
そしてもう一つが、解体後の地盤面の高さです。
建物や基礎を撤去すると、思っていたよりも地面が下がることがあります。
その場合、
・盛土で高さを調整する
・地盤改良を検討する
といった対応が必要になることもあります。
新築計画に影響する部分なので、解体後の状態を見据えた計画が重要です。
■ まとめ
解体工事は「壊すだけ」と思われがちですが、実はその後の建築計画に大きく関わる大切な工程です。
事前の調査や整理、そして工事中の想定をしっかりしておくことで、
予算のブレや想定外のトラブルを減らすことができます。
これから建替えを検討されている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ココチエ建築設計では、解体から新築までトータルでサポートしています。
気になることがあれば、お気軽にご相談ください。
それではまた次回のブログでお会いしましょう。
青山でした。
Takayuki Aoyama
信州の
住まいと暮らしに
ワクワクを。