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安曇野市工務店 設計士 Y氏のブログ【ドラマの台詞に見た、家づくりの本質。~「予防医療」としての住まい~】


2026.05.03 | y氏のブログ

こんにちは。ココチエ建築設計の矢倉です。

最近の私の朝のルーティンは、少し早起きをしてストレッチをしながらNetflixを観ること。
以前はリアルタイムでテレビニュースをチェックしていましたが、今はスマホやPCで必要な情報を得て、限られた時間は自分の心と体を整えるために使う、というスタイルに変わりました。

そんな朝の時間、ドラマ『ザ・トラベルナース』を観ていて、中井貴一さん演じるナースが放った一言が、私の心に深く響きました。
「ナースは人を見て人を治す」
その言葉に触れたとき、不思議と深い納得感がありました。
建物という「箱」を造るだけでなく、そこに住む「人」そのものを見つめ、支えていく。
それこそが、私たちが目指すべき家づくりの真髄だと改めて教えられた気がします。

ナイチンゲールが挑んだ「16度の規律」
近代看護の母、フローレンス・ナイチンゲール。
彼女が160年以上も前に記した『看護覚え書き』の中で、健康のために最も重要視したのは「空気の清潔さ」と「保温」でした。

彼女は、病室の温度を華氏60度(摂氏約15.6度)以下に下げてはならないと強く説きました。
当時のイギリスの住環境を考えれば、窓を開けて常に新鮮な空気を取り入れながら、この温度を維持することは至難の業だったはずです。彼女は湯たんぽや毛布を駆使し、患者の体温を奪わないよう、つまり「生命力を消耗させない」よう細心の注意を払いました。

現代の基準「18度」の落とし穴
現代では、WHO(世界保健機関)が健康を守るための最低温度として「18度以上」を推奨しています。
しかし、ここで私たち建築のプロが注視すべきは、エアコンの設定温度ではありません。大切なのは「体感温度」です。

どれだけ室温を18度、20度と上げたとしても、家の断熱性能が低ければ、壁や窓の表面は冷たいまま。すると「放射冷却」によって、住む人の体温はどんどん奪われていきます。これこそが、ナイチンゲールの言う「生命力の消耗」の正体です。

現代技術が解決する「矛盾」
ナイチンゲールが求めた「新鮮な空気」と「安定した温度」の共存。
かつては執念の看護でしか成し得なかったこの難題を、現代の技術は「仕組み」として解決できます。

私たちが一切の妥協なく追求しているのが、この3つのセットです。

高断熱(HEAT20 G2/G3レベル): 壁や窓を室温に近づけ、輻射熱による心地よさを生む。

高気密(平均C値0.15): 隙間風をシャットアウトし、家中の温度差をなくす。

計画換気: 熱を逃がさずに、24時間、清浄な空気を供給し続ける。

家は「予防医療」の装置である
ナイチンゲールが過酷な環境下で必死に守ろうとした理想の環境を、現代の高性能住宅は24時間365日、当たり前のものとして提供できます。

家は、単なる雨風を凌ぐ「シェルター」ではありません。
住む人の「自然治癒力」を助け、心身を健やかに保つための、いわば「予防医療」の装置です。

私たちが一級建築士として、そして木造住宅の専門家として性能を極める理由。
それは、ナイチンゲールが志した「人を健やかにする環境」を、信州安曇野の地で、最高のかたちで具現化したいと願っているからです。

今日も、住む人の生命力を支える家づくりのために。

社長プロフィール

ココチエ一級建築士事務所 矢倉誠治と申します。

社長プロフィール

安曇野市・松本市を中心に、デザイン住宅・二世帯住宅・平屋・リフォームなど、こだわりのデザインで高性能なお家をご提案しているココチエ一級建築士事務所の無料相談会をご利用下さい。>>無料相談会をご希望の方へ

ヤグラセイジ

手間がかかる事に手間をかけると愛着が湧く。
家づくりに手間をかけた分だけいい家になる。

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