2026.05.21 | y氏のブログ
季節の変わり目と体調管理:今から始める「暑熱順化」
こんばんは。信州安曇野市を拠点に、高気密・高断熱の木造住宅専門の設計事務所兼工務店を営んでおります、ココチエ一級建築士事務所の矢倉です。
最近の気候の変動には驚かされますね。厳しい冬がようやく終わったかと思えば、春はほんの束の間。気がつけば毎日のように夏を思わせる陽気が続いています。皆さま、お変わりなくお過ごしでしょうか。
「急に暑くなったから」といって、すぐに冷房に頼り切ってしまうのは少し危険です。本格的な夏を迎える前の今の時期から、適度に汗をかいて体温調節ができる身体をつくっておくこと(暑熱順化)が、これからの季節を健康に乗り切るための大切なポイントになります。日々の暮らしの中で、心地よく汗を流す時間をぜひ意識してみてくださいね。
北関東スーパーウォール会「2026年次大会」へ出席してきました
さて、先日の5月19日、私が所属する全国スーパーウォール会のエリア会である「北関東スーパーウォール会」の2026年次大会が開催され、出席してまいりました。
実は、今年度から私、矢倉がこの北関東スーパーウォール会の代表幹事という大役を仰せつかることとなりました。身の引き締まる思いであると同時に、地域に根差す素晴らしい仲間たちと共に、これからの家づくりを牽引していく責任の重さを感じています。
建設業は、どこまでいっても「地場産業」です。
それぞれの地域特有の気候風土があり、そこに暮らす人々の営みがあります。各エリアの家づくりを真剣に勉強し、切磋琢磨し合える仲間たちと出会えるこの場所は、私にとってかけがえのない学びの場です。その地域で本当に必要とされるお家を、確かな品質で、一棟一棟しっかりとお造りしていきたいと、想いを新たにいたしました。
「売り手」と「つくり手」の違い:栃木の仲間から学んだこと
今回の大会では、非常に濃密で有意義なインプットがたくさんありました。
特に印象深かったのが、栃木県で素晴らしい家づくりをされている、シンケンハウジングの三浦社長のご講演。そして、私自身もパネラーとして登壇させていただいたパネルディスカッションです。
一日を通して、頭と心を大きく動かされる時間となりましたが、その中で深く胸に刺さった言葉があります。それが、【売り手】と【つくり手】の違いについてです。
【売り手】の視点
「売れるか、売れないか」
「いくらで、いつ、いくつ売るか」
関係性は「売る人」と「買う人」という一過性のもの
【つくり手】の視点
「より良いものを、どんな風にお届けするか」
「どうやって、どのようにして価値を生み出すか」
関係性は、共に歩む「With(共創)」の関係
私たちが、この先もずっと「つくり手」であり続ける理由
この話を聞いたとき、私の中で強い共感と、これまで歩んできた道への確信が湧き上がりました。
「家」とは、出来上がった商品を選んで「買うもの」ではありません。私たちにとって、家はオーナー様と共に【建てるもの】【作るもの】【創るもの】です。
ココチエでの家づくりを振り返ると、毎回の打合せはいつも真剣勝負です。オーナー様には何度も何度も事務所へ足を運んでいただき、間取りや暮らしの動線、収納の計画にいたるまで、一生懸命に膝を突き合わせて一緒に考え抜きます。
お引渡しのとき、オーナー様も私たちも「家を買った(売った)」という感覚には決してなりません。そこにあるのは、「一緒に悩み、一緒に悩み抜いて、最高の居場所をつくり上げた」という深い絆と達成感です。
世の中には効率を重視した「買う家」があってもいいのかもしれません。しかし、私たちココチエは違います。
私たちは、どこまでも【つくり手】です。
この先もずっと、オーナー様の人生に寄り添いながら、未来の暮らしを「つくり続ける」存在でありたいと思っています。
今回の大会で、全国の熱い仲間たちから素晴らしい刺激を受け、原点にある大切な気持ちを再確認させていただきました。この学びと感謝の気持ちを胸に、また明日から、安曇野の地で最高の家づくりに邁進してまいります。
素晴らしい気づきをいただいた、最高の時間に感謝いたします。ありがとうございました。
ヤグラセイジ
手間がかかる事に手間をかけると愛着が湧く。
家づくりに手間をかけた分だけいい家になる。