2026.05.23 | y氏のブログ
こんにちは。ココチエ一級建築士事務所の矢倉誠治です。
最近、お客様とお話ししていると「将来のことを考えて平屋にしたいんです」というお声をよく耳にします。確かに、ここ数年で平屋の人気は全国的にも高まっていますよね。
でも、ここで建築士として、先にはっきりとお伝えしておきたいのは、そこに住まうご家族の形に合わすこと。将来を見据えてしっかり話して考えて建てることが大事だと思います。
家づくりの「正解」は、ご家族の数だけあります。今日は、平屋と2階建て、それぞれの持つ素晴らしい魅力についてフラットな目線でお話ししてみたいと思います。
ワンフロアで完結する「平屋」の魅力
まずは、最近注目を集めている平屋の魅力から見ていきましょう。
家族の気配をいつも感じられる
すべての部屋が同じ階にあるため、リビングを中心に家族のコミュニケーションが自然と生まれます。どこにいても、お互いの存在を身近に感じられる安心感があります。
スムーズな家事動線
階段の上り下りがないため、「洗濯機から物干しへ、そしてクローゼットへ」といった日々の家事が水平移動だけで完結します。
将来の暮らしやすさ
年齢を重ねてからも段差の負担がなく、ワンフロアで安全に暮らし続けることができるのは、平屋ならではの安心感です。
立体的でメリハリのある「2階建て」の魅力
一方で、すでに2階建てにお住まいのオーナー様が実感されている通り、2階建てには平屋にはない「立体的な豊かさ」があります。
プライベート空間をしっかり守れる
「1階は家族みんなでワイワイ楽しむパブリック空間」「2階は静かに休むためのプライベート空間」と、階層で明確にゾーニングできるのが最大の強みです。来客時も、生活感のある寝室などを見られる心配がありません。
敷地を最大限に活かせる
限られた広さの土地でも、十分な居住スペースと、車を停めるスペースやお庭を両立させることができます。
開放的な空間と眺望
吹き抜けを作って1階から2階へとダイナミックに繋がる空間を演出したり、2階の窓から安曇野の美しい山々を遠くまで見渡したりできるのは、2階建ての特権です。
一番大切なのは「どちらを選んでも快適」であること
「2階建てだと、冬は1階が寒くて2階が暑いのでは?」
そんな不安を持たれる方もいらっしゃるかもしれません。昔の家ならそうだったかもしれませんが、今は違います。
ココチエでは、建物の形状に関わらず、HEAT20 G2/G3レベルの断熱性能と、隙間風を許さない高い気密性(C値0.15)を標準としています。この「魔法瓶のような性能」がベースにあれば、平屋でも2階建てでも、家中の温度差がない、春のように心地よい空間を実現できるんです。
平屋のフラットな繋がりも、2階建ての立体的なメリハリも、どちらも暮らしを豊かにしてくれる素晴らしい選択肢です。
大切なのは、「どんな家にするか」の前に、「どんな暮らしがしたいか」を思い描くこと。
もし迷われているなら、僕たちにそのままの思いをぶつけてください。敷地の条件やご家族のライフスタイルをじっくり紐解きながら、あなたにとっての「最高の一棟」を一緒に見つけていきましょう。
ヤグラセイジ
手間がかかる事に手間をかけると愛着が湧く。
家づくりに手間をかけた分だけいい家になる。