2026.06.05 | y氏のブログ
信州安曇野の爽やかな風が心地よい季節ですね。ココチエ建築設計の矢倉誠治です。
先日、我が家の三男坊の運動会に行ってきました。
長男・次男とは少し年の離れた三男も、今年からピカピカの小学1年生。
実は、高校2年生の次男が小学校を卒業して以来、私にとっては実に「4年ぶり」の小学校の運動会でした。次男と三男は10歳離れているので、久しぶりに足を踏み入れた小学校のグラウンドは、私の知っている“かつての運動会”とはガラリと変わっていて、新鮮な驚きの連続だったのです。
今回は、そんな「今どきの運動会」から感じた、時代の変化と鮮度についてのお話です。
1. 開催時期の変化:地球温暖化と子どもたちの安全
まず驚いたのが、開催される「時期」の違いです。
私たちの世代や、上の息子たちの頃であれば「運動会といえば秋(10月)」というイメージが強かったのではないでしょうか。しかし、今や多くの小学校で春や初夏の開催が主流になっています。
背景にあるのは、やはり地球温暖化による熱中症リスクの回避。
近年の日本の夏は信じられないほど酷暑が続きます。9月になっても秋とは名ばかりの猛暑。そこから逆算して、まだ暑さが本格化する前のこの時期に開催する、あるいは秋の練習負担を減らすという学校側の配慮です。
住まいづくりでも「地球温暖化への対応(高気密・高断熱)」は絶対条件ですが、子どもたちの学校生活のスタンダードも、気候変動に合わせてしっかりとアップデートされているのだと実感しました。
2. 準備運動の変化:ラジオ体操から「EXダンス」へ
もう一つ、思わず目を見張ったのが準備運動です。
「さあ、全体をとおして準備体操を始めます!」の合図で流れてきたのは、聞き馴染みのあるあのピアノのメロディではなく……なんと、軽快なリズムの「EXダンス(EXILEのダンス体操)」!
子どもたちがノリノリで、実にかっこよく身体を動かしているんです。
私たちが子どもの頃から身体に染み付いている「ラジオ体操第一」の姿はありません(笑)。
時代の変化に合わせて、子どもたちが「楽しく、自然に身体を動かせるもの」を取り入れる。これもまた、今の時代に合わせた素晴らしい変化ですよね。
常に「今」を知り、鮮度良く生きていく
4年という月日は、大人の感覚では「あっという間」かもしれません。
しかし、小学校という現場、そして子どもたちを取り巻く環境は、確実に「今どき」へと進化していました。
過去の常識や「こうあるべき」に囚われていると、時代が求めている本当の心地よさや、大切なものを見落としてしまう。運動会で一生懸命にダンスを踊る三男の姿を見ながら、そんなことを考えていました。
住まいづくりも全く同じです。
伝統や培ってきた技術の芯はブレずに持ちながらも、気候の変化、暮らし方の変化、そして新しいスタンダードには常にアンテナを張っておく。
「今どきを知り、常に鮮度良くありたい」
親としても、そして一人の建築家・経営者としても、時代に寄り添う「瑞々しい感性」をこれからも大切にしていきたいと思います。
皆さんのご家庭でも、久しぶりに触れて驚いた「今どきの常識」はありますか?
ココチエ建築設計株式会社
代表取締役 矢倉 誠治
信州安曇野を拠点に、高気密・高断熱な木造住宅を手がける設計事務所兼工務店。
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ヤグラセイジ
手間がかかる事に手間をかけると愛着が湧く。
家づくりに手間をかけた分だけいい家になる。