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【松本市・安曇野市の注文住宅】家族の笑顔と未来を守り抜くために。私たちが「耐震等級3+制震工法」を標準仕様にする理由


2026.07.31 | y氏のブログ

こんにちは。ココチエ一級建築士事務所の矢倉です。

はじめに、この度発生した地震により、被害に遭われた皆様に心よりお見舞い申し上げます。

突然の揺れに驚き、今もなお不安な時間を過ごされている方々が、一日も早く穏やかな日常を取り戻し、安心して眠れる夜を迎えられますことを、ココチエスタッフ一同、心よりお祈り申し上げます。

地震大国と呼ばれる日本において、家づくりに携わる私たちにとって「地震」は決して避けては通れない、そして常に深く考え続けなければならない最も重要なテーマです。

お客様が長い人生を過ごす場所を設計し、建てるという責任を負う者として、自然災害に対してどのような想いで向き合い、どのような技術で家族の命と暮らしをお守りしようとしているのか。

本日は、私たちが設計士として抱く使命感と、そこに行き着いた背景について、少し長くなりますが、丁寧にお話しさせてください。

1. 災害から「命」だけでなく「その後の暮らし」も守りたい
家は、雨風をしのぐための単なる箱ではありません。家族が集い、笑い合い、日々の疲れを癒し、明日への活力を養うかけがえのない場所です。

私たちは、お客様から「家づくり」という人生の大きな節目を託された時、間取りの使い勝手やデザインの美しさだけでなく、その根底にある「絶対的な安心感」を何よりも大切にしています。

もしも、想像を超えるような自然災害が発生した時、家はどうあるべきか。

倒壊しないことは大前提です。しかし、私たちが目指しているのは、ただ「倒壊を免れる」ことだけではありません。

地震が去った後も、避難所に行くことなく、住み慣れた我が家で今まで通りの生活を続けることができる。

「外は大変だったけれど、家に帰ってきたら大丈夫。私たちの家は守ってくれるから」と、家族が寄り添い合い、心から安堵できる場所であり続けること。

それが、私たちが考える「本当の意味で家族を守る家」の定義です。

2. 熊本地震が教えてくれた「繰り返す揺れ」の恐ろしさと教訓
ココチエ一級建築士事務所では、松本市や安曇野市で手がけるすべての新築注文住宅・平屋において、「全棟・許容応力度計算による耐震等級3」に加えて、「制震工法」を標準仕様としています。

私たちがこの「耐震+制震」という組み合わせをココチエの標準仕様として採用するに至った大きな契機は、2016年に発生した熊本地震でした。

あの時、観測史上初めて、震度7という激しい揺れが同じ地域で2度も発生しました。

さらに、その前後にも震度6クラスの余震が何度も何度も繰り返し発生するという、これまでの地震の常識を覆すような事態が起きたのです。

その結果、最初の大きな揺れ(前震)にはしっかりと耐え抜くことができた頑丈な家であっても、その後に何度も続く激しい余震によって、柱や梁、接合部などに少しずつダメージが蓄積していきました。

目に見えない部分でのビスの緩みや構造材の歪みが重なり、最終的には本震やその後の余震によって深刻な被害を受け、住み続けることが難しくなってしまったという悲しい現実を目の当たりにしました。

あの光景に触れた時、私たちは建築のプロとして強い衝撃を受けるとともに、固く心に誓いました。

「1回の大きな地震に耐えるだけでは、本当の安心は提供できない。その後に何度も続く繰り返しの地震からも、家族の命と、その後の『生活』を確実に守り抜く家でなければならない」と。

これが、私たちが「耐震」だけでなく「制震」を標準化しなければならないと強く決意した原点です。

3. 「耐える(耐震)」と「揺れを吸収する(制震)」のベストミックス
では、繰り返しの揺れから家を守るためには、具体的にどうすればよいのでしょうか。

建物を極限まで頑丈にして、地震の巨大な力に真正面から耐えるのが「耐震(耐震等級3)」の考え方です。

建築基準法で定められた1.5倍の力に耐える強さを持つ耐震等級3は、地震に強い家づくりの絶対的な基礎となります。

しかし、それだけでは、ガチガチに固められた建物に地震のエネルギーが直接伝わり続け、繰り返しの揺れによる「金属疲労」のような見えないダメージ(釘の緩みや構造材の微細な割れ)を防ぎきることは困難です。

そこで私たちがたどり着いた答えが、建物の骨組みを強くする「耐震」に加えて、建物の揺れそのものをしなやかに吸収し、ダメージを和らげる「制震」技術を組み合わせることでした。

私たちが標準採用しているLIXILの制震技術は、構造の要所に配置された特殊な素材(高減衰ゴムなど)が、地震のエネルギーを吸収し、熱に変えて空気中に発散してくれます。

これにより、建物全体の揺れ幅を最大で半分程度にまで抑え込むことが可能になります。

車に例えるならば、乗員を守る頑丈なボディフレーム(耐震)だけでなく、路面からの衝撃を柔らかく吸収する高性能なサスペンションやショックアブソーバー(制震)も備えている状態です。

この2つが合わさることで、本震はもちろん、繰り返される余震に対しても、建物の変形や損傷を最小限に食い止め、長期間にわたって安全な状態を維持し続けることができるのです。

4. 妥協なき構造計算「許容応力度計算」へのこだわり
そして、この「耐震等級3+制震工法」の性能を、絵に描いた餅に終わらせず、確実なものにするために欠かせないのが「許容応力度計算」です。

実は、一般的な木造2階建て住宅では、この詳細な構造計算(許容応力度計算)を行わなくても、「壁量計算」という簡易的な計算だけで建築が認められています。

しかし、簡易計算では、建物全体にどのような力が加わり、どの柱や梁にどれだけの負荷がかかるのかを正確に把握することはできません。

ココチエでは、お客様の命を預かる設計士として、「簡易計算で済ませる」という選択肢はあり得ないと考えています。

だからこそ、時間もコストもかかりますが、全棟において基礎から柱、梁、接合部の一つ一つに至るまで、専用のソフトを用いて数百ページにも及ぶ詳細な「許容応力度計算」を実施しています。

科学的な根拠に基づいて、確実に耐震等級3の強度が確保されていることを証明してからでなければ、決して現場での施工を始めることはありません。

5. 第三者監査機関による厳格なチェック体制
どれほど完璧な設計図を描き、素晴らしい制震部材を採用したとしても、現場での施工に少しでもミスがあれば、その性能を100%発揮することはできません。

私たちは、自社の現場監督や大工職人の腕を心から信頼しています。しかし、「人間が行う以上、絶対はない」という謙虚な姿勢も同時に持っています。

そこでココチエでは、自社での品質管理に加えて、第三者監査機関(ネクストステージ等)による厳格な品質監査を導入しています。

基礎の鉄筋の組み方、柱や梁の接合部の金物、断熱材の施工状況など、完成してからは見えなくなってしまう重要な構造部分を、利害関係のない第三者のプロの厳しい目で複数回にわたって徹底的にチェックしてもらいます。

この透明性の高い監査体制があるからこそ、私たちは胸を張って「絶対に安心できる家です」とお客様にお渡しすることができるのです。

6. 松本市・安曇野市で、ずっと心地よく暮らすために
私たちが提供したいのは、家という「モノ」ではありません。

その家で過ごす、家族の笑顔あふれる「時間」であり、何気ない日常の「ここちよさ」です。

信州の厳しい冬を快適に過ごすための「高気密・高断熱(UA値平均0.31 / C値平均0.15)」。

毎日の家事負担を減らし、家族との時間を増やすための「計算された家事動線」。

そして、いつ起きるか分からない自然災害から家族の命と未来を守り抜くための「耐震等級3+制震工法」。

これらはすべて、ココチエが考える「ここちよさ」を実現するための、決して譲ることのできない根幹です。

特に30代の子育て世代の皆様にとって、家づくりはこれからの数十年を左右する大きな決断です。

デザインや間取りの楽しさと同じくらい、あるいはそれ以上に、「見えない部分の構造」にこだわっていただきたいと、設計士として強く願っています。

7. 不安なことは、いつでも私たちにご相談ください
連日の報道に触れ、これから家づくりを考えるにあたって、見えない不安を抱えられている方も多くいらっしゃると思います。

「私たちの予算で、本当に安全な家が建てられるのだろうか」

「耐震等級3と制震工法について、もっと詳しく知りたい」

「松本市や安曇野市で、自分たちの希望する土地の地盤はどうなのだろう」

決して皆様の不安を煽りたいわけではありません。

正しい知識を持ち、適切な備えをすることで、不安は「安心」へと変えることができます。

ココチエ一級建築士事務所では、ほぼ毎日、無料の家づくり相談会を開催しています。

営業マンはおりません。私たち設計士が直接、皆様の疑問や不安に一つひとつ、分かりやすく丁寧にお答えいたします。

まだ具体的な計画が決まっていなくても、ご相談だけでももちろん大丈夫です。

お家は、世界中で一番安心して羽を休められる場所であってほしい。

ご家族の皆様が、毎日を笑顔で、そして穏やかに過ごせるここちよいお家づくりを、私たちココチエが全力でサポートさせていただきます。

少しでも気になることがありましたら、ホームページのフォームから、または「ホームページを見て無料相談会の予約をしたいのですが…」と、お気軽にお電話(0263-87-5648)くださいね。

皆様の毎日の暮らしが、どうか安全で、穏やかなものでありますように。

ココチエ一級建築士事務所

矢倉

社長プロフィール

ココチエ一級建築士事務所 矢倉誠治と申します。

社長プロフィール

安曇野市・松本市を中心に、デザイン住宅・二世帯住宅・平屋・リフォームなど、こだわりのデザインで高性能なお家をご提案しているココチエ一級建築士事務所の無料相談会をご利用下さい。>>無料相談会をご希望の方へ

ヤグラセイジ

手間がかかる事に手間をかけると愛着が湧く。
家づくりに手間をかけた分だけいい家になる。

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